前回 #3 において、最難関のコンクリート破壊を看破!
それによる体へのダメージを癒すべくキャンプサイトへ。
そして再びフェンス製作を始動です。
コンクリートを破壊した場所に立つ支柱。
フェンス全体を支える、地面に垂直に立つ5本の支柱(Pole)を製作です。
縦横10cm、長さ2.4mの材木は相当に重い。
うまくバランスを取りながら運ばなくては、いつでも怪我をしてしまいそうです。
現場に支柱を立てた後に、塗装や加工をしてもよいのですが…
それは出来る限り避けたい。。
なぜなら現場前を通り過ぎる通行人や隣人との会話は極力減らしたい(笑)
日本のラジオを聴きながら、重労働に耐えている時間。
そこで英語での会話はしたくないんですね(笑)
ということで、可能なことは裏庭で済ませましょう!
まずは5本の支柱にローラー塗装、3回塗り重ねです。
ローラー塗装なので、なんの面倒さもないのですが、乾燥を待つ時間がもったいない…
写真で塗装されていない、材木そのままの部分は、地中に埋まる部分です。
その地中に埋まる部分の4面には、四方八方に釘を打ち付けてあります。
桃太郎に登場する鬼さんの武器のようです。
地中に埋まる部分に打ち付けられた釘…
支柱が立てられる穴にコンクリートが流し込まれる。
材木に打たれた釘が、そのコンクリートに馴染んで支柱が立つ力も増し増しになる!
はず…
いつからか、支柱を立てる時には、この釘打ちが癖になっています。
この釘を打たずして、支柱をコンクリートで立てたら…
きっと落ち着かない、後悔しそう…(笑)
どこでそんなことを覚えたのでしょうか?
動画観てもそんなことは勧められていないし。。
誰かにそんなことを教えられたのか。。
効果の有無は本当のところ、わかりません!
工学部の卒論か何かで研究実証して欲しいぐらいです。
そんな大それたことではありませんが。。
そして支柱に対して垂直につながるレール。
そのレールが通る部分に溝を上中下の3か所掘りましょう。
あまりニュージーランドでは溝を掘られた支柱は見当たらない。
ほとんどがボルトで支柱とレールを留めるだけ。
きっと、それだけでも十分なのでしょうが、これまた日本人の性(さが)か個人的性格か(笑)
今回も迷いながら、結局溝を掘ってしまった。
掘り方はいたって簡単。
電動丸鋸で切れ目をいっぱい入れる。
そしてそこを日本製の鑿(ノミ)でコツコツと剥がす。
後は少しヤスリで綺麗にすれば出来上がりです。
もちろん支柱を地面に立てた後でも溝は掘れる。
ですが、そんなところを木工するkiwiが観れば…
「そのノミは何なんだ?美しいではないか!」
そんな会話にもなって、結局ノミを見せることになるのです(笑)
あ~ 時間がもったいない!
日本の歴史ある大工道具、
ノコギリ、ノミ、カンナ、金槌…
それは世界に誇れる物です!
なぜにニュージーランドでそんな物を持っている?
世界のどこに生きようとも、日本人として欲しくもなるというもの(笑)
日本で購入、大切に赤道を越えてニュージーランドにお持ち帰りです。
使っていても、日本製の素晴らしさを実感できる気持ちよい時間です。
次回は支柱を立てる深い深い穴掘りが待っています…(泣)
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