レイバーウィークエンドの連休最終日。
この日は気温も高く、せんさんも家でぐったり。
高いといえども、30度にもなっていない、湿度も低い初夏です。
いつもながらせんさんも一緒したがるのですが、今日は遠慮されるようです。
勢いで川釣りのライセンスを購入したがため、最近は川釣りが続いておりました。
釣果はゼロ…(泣)
なので、今日は久しぶりに海釣りです。
目的は楽しむことではなく、もう半年以上食べていないお刺身をゲットするため。
昨年は写真のような53cmのシーバスを釣り上げた実績あるビーチへ、車で15分。
到着して海の状況を眺めて…
ん~ あまり期待ができないかも?
そんな思いもありましたが、今回は少しエサに工夫です。
いつもは、イカさんをエサにしております。
今回はそれにプラスして、マッセルも用意いたしました。
マッセル、それはムール貝の名で日本でも知られています。
ニュージーランドでは、マッセル。
マッセル料理はニュージーランド文化の一部。
必ずスーパーでも生きたマッセルを購入できます。
そして売れ残ったマッセルを冷凍して、釣りのエサ用に売っているのです。
写真は、お値段が高い順に、イカとマッセル、そしてバナナ(私のエサ 笑)
こうしてスタートした海釣り。
トラウトを狙う川でのルアー釣りとは違う。
ルアー釣りは、川を移動しながらトラウトの姿を探しつつ、ルアーを投げ続ける。
言ってみれば、攻撃的な釣り。
そして、今回のようなサーフ(岸)からの投げ釣り。
これは投げて待つ!
釣れることを信じて待つ!!
雲が漂う空をバックにした竿先の動きをじ~と見つめて、待つ!!
なんならお月さんも竿先の遥か彼方に観えます。
海岸に寝転がり、竿先を見つめていると睡魔が…
お魚と戦う前に、睡魔と戦うのです。
あやうく寝てしまいそうな、初夏の暖かさと海風。
湿度も低く、本当に気持ちよい。
日本の夏とは違う、ニュージーランドのカラッとした夏が始まります。
いや違う、釣りだ、狩りだ、お刺身だ!
ですが、いっこうに当たりすらない。
魚の姿どころか、人の姿は4時間でこの夫婦のみ。
「今日は釣れた?」
「ぜんぜんダメ…」
「フフッ…」
そんな薄ら笑いで閉められた、会話を交わしただけ。
で、結局釣りも終了…
はい、今回もボウズでございました。
4連休のため、ネイピア沿岸の魚は一匹残らず旅行中で不在…
釣りや車中泊キャンプを知らない人と、そんなお話をすれば。
「けっこう暇なんだ…」
そんな言葉が返ってきます。
釣りや車中泊を暇つぶしでしたことなど、一度もない。
釣りもキャンプも人生の一部。
私は人生で暇を感じたことなど一度もありません。
せねばならないこと、やりたいことで時間は過ぎていきます。
釣れない現実逃避は、この辺にしておきます(泣)
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