新たなキャンプサイトを求めて… その２

柴犬せん様と一緒に新たなキャンプサイトへ。
およそ1時間のドライブの後、到着したのは、およそ東京ドーム４つ分はありそうな敷地。

前回、その１では、到着後の確認でした。

せっかく真横には美しき川が流れているのなら…
そう、釣りです！

久々のトラウト釣り、ニジマスです。
でもきっと10年ぶりとなる川釣り。

ニュージーランドに来たばかりの4年ほどはトラウト狙って毎年楽しんでいました。
ですが、念願のビッグ・トラウトを釣ってからは、海釣りへと再び足を向けていたのです。

それには大きな理由がある。
海釣りはもちろん無料、ですが川釣りにはライセンスを購入する必要があるからです。
年間パスですと、日本円で1万円ほど。。

年間パスの更新時期は10月ですので、ハイ・シーズン前。
ですので、今回は1日パス。
24時間の釣りが可能で、1,500円ほどのライセンス代です。

まぁね、こんなん購入しなくても、誰もチェックなんかしないし…
ですが、こういうところはキッチリと（笑）
仕事も釣りも、後ろめたさ感じながらは大嫌いなので。

せんさんをロングリード付けて、ご一緒に。
せんも釣りのお供は慣れていらっしゃる。

釣竿を握れば、海から（今回は川から）自分のエサが上がってくると思うのか…
こんな時には大人しく近くで待機をしておられます（笑）

ですが、経験上トラウトなど、そう易々と釣れるはずもない。
まして、まったくのシーズン前。
川の様子を眺めても、まったく魚の気配すら感じられない…

そんなこんなで移動をしながら釣っていると、となりのキャンピングカーからおっちゃんが。
となりといっても100メートルは離れていますが（笑）

おっちゃんいわく、
「この3日間、釣りしてるけど、まったく当たりもねぇぜ！」
「去年の夏には、こ～んな大きなのをここで釣り上げたけどな！」

って、まだ釣り始めて15分ほどやのに、やる気をそいでくれます（笑）

でも、そんなことは納得づみ。
久しぶりに川の流れ目掛けてルアーをキャストするだけでよい。

10年ぶりともなると、最初はなかなか目掛けた先にルアーも着弾しない。
それでもすぐに感を取り戻して…

はい、まったく当たりはござらん！（笑）
残るのは、キャスティングによる肩の重みのみでした。

こうして、テレビに昔見ていた、外国の美しい川で釣りなんてね。。
それもすぐそばには、愛犬もいて…
別に動物好きでもないのにねぇ～（笑）

こうして暗くなるまで、相変わらず外で楽しく眺めて遊ぶせん様を車内に入れて。
東京ドーム4個分ほどのキャンプサイトには、結局4台の車が。
ってことは、1台に付き、東京ドームが貸切状態の今宵です。

遠くに聞こえる川の流れ、あとは風の音。
そして午後7時ながら、せんのイビキが車内に響いております。

性格的にじっとしているのは面白くない。
ツアー業務でも、そして日本や世界を旅して動いている方が楽しい。
ですが、今はそれもままなりません。

それなら、こんな時にこそ出番の「護送車」。
本当に遠足、小さな旅。
それでも行ったことがない所へ向かうというのは、好奇心を刺激してくれるのです…

以上、鎖国中のニュージーランドからお伝えしました。。