自然の中に 身を潜めて…

ニュージーランドでキャンピングカー

街中に過ごしていると、何もない自然の中に飛び出したくなるこの頃…
40分もドライブをすれば、そこはまさしく建物ひとつなくなります。
護送車(キャンパーバン)ごと深い自然の中に身を潜める。
季節も長い冬を越えて、夏間近の春。
寒さもなく、日陰では暑さもない。
ただただ快適。

なるほど、自然の中にたたずむこの感覚…
kiwi(ニュージーランド人)は遺伝子の中にしっかり受け継いでいるのか…

片時でなく、まして一時のブームでもない。
時間さえ許せば、街の喧騒から離れ、自然の中に。
それがニュージーランドの国民性であり、文化。

いまさらにキャンプや車中泊が人気になることなどない。
人気ではなく、kiwiの生き方の一部。
そんなことが、今さらながらに最近わかってきた…
15年も住めば、少しは日本人の遺伝子にも何らかの変異が現れだしたらしい(笑)

なにひとつない、キャンプサイト。
公共の無料サイトともなれば、あるのはトイレのみ。
それも水洗であるはずもなし。

聞こえてくるのは、川の流れ。
それは決してやむことないBGM。

川の向こうに広がる丘の牧草地。
遥か彼方、丘の中腹には羊の親子が歩いています。
ハイジの実写版を観ているようです(笑)

そんな川のほとりを柴犬と散策していると、柴犬が立ち止まり、耳をピンと立てる。
こやつにはしっかり聞こえている…

動こうとしない柴犬せん。
仕方がなく、一緒に音を探してみる。
人間の中でもきっと過敏な聴覚は、かすかな牛の鳴き声をとらえる。

猟犬の遺伝子を持つせんには、きっと懐かしささえ感じる音なのかもしれない。
もちろん吠えることもなく、自然を楽しんでいらっしゃる。

10月1日からの年間パスを購入して勤しむトラウト釣り。
ライセンスは新シーズンになろうとも、トラウトが活性化するにはまだ早すぎます。
当たりもなく、ただルアーをキャスティング。
その間、じっと座って眺めるせん様。

なんとも賢い猟犬のように見えるではないか(笑)

街中に住んでいれば、聞こえる車やバイクの音。
パトカーや救急車のサイレン。
近所から漏れてくる重低音のミュージック。。

どれも気にすることなく、やり過ごす毎日。
それが街の生活。

そんな日常音は一切しない。。
きっとこれだけでも、脳みそが快適に落ち着けるのだろう。
というより、あるべき姿を取り戻し始めたのかもしれない。
言いたいことは、きっと伝わらない…
文章力の未熟さよ…(泣)

風の音
川の流れ
動物や鳥の鳴き声

そして遊び疲れた柴犬さん。
こちらも街中で聞こえてくる犬や猫の鳴き声も皆無。
何も気にすることなく、勝手に反応する脳みそもお休み…

もうすっかり慣れたもの、車内の専用ベッドで爆睡
気持ちよさそうなイビキが車内に流れています。
まだ午後7時だけど…(笑)

翌朝、自然に抗うこともなく、陽が昇る午前6時頃。
日本人は柴犬に起こされるのです…

そんなん……
ゆっくり寝かせておくれ…
いつもより全然早いって…(泣)

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