『大脱走』はできない ニュージーランドだけど…

その日の日記

ついにきました、ロックダウンを3時間後に迎えます。
といってもスーパーマーケットは明日以降も開店しているのですが、たまたま今日もスーパーに。

つい3日ほど前には、ほぼゼロだったマスク姿。
ですが、今日は10人ほどのマスクを付けた人が見受けられました。
ゴム手袋をはめた人もいましたよ。

きっと通常とさほど変わりない日常生活を送ることができる現在の日本は、珍しいかと思います。

海外に出ることはほぼできず、そしてニュージーランド国内での移動も大きく制限されています。
ダメ!と言われるとしてみたくなるものです。

自室には、日本からずっとお供をしているポスターがあります。
それは、映画『大脱走』のスティーブ・マックイーン。

わたしがもっとも大好きな映画と聞かれたら、この『大脱走』と『ノッティングヒル』
まったく違うタイプ、2つの映画です(笑)

もう『大脱走』は数えきれないほどの回数を観ています。
ですが、前回の日本帰国中のこと、そして日本からニュージーランドに帰る直前。
東京での滞在中、ニュージーランド帰国前に何か映画を観て帰ろうと思い、探していると…
なんと、『大脱走』を大型スクリーンで観よう!的な上映が偶然あったんです。

びっくり!
『大脱走』は、1963年の映画なので、私も生まれていない(笑)
なので、スクリーンで観たことなど、一度もありませんでした。

午前10時、日本橋(にほんばし、大阪の日本橋は、にっぽんばし)の映画館に行くと、けっこうな観客が座っていました。
わたしと同じような大ファンがいるんですよね!

3時間の大作、途中5分のトイレ休憩がある映画です。
あらすじだけでなく、セリフすら覚えている映画。
それでも大きなスクリーンで初めて観る『大脱走』は感動的でした。

いつも何かから逃げたくなると、『大脱走』の場面が頭をよぎる人生を送っています(笑)
今もニュージーランドでロックアウトという人生初めての経験をする今…
スティーブ・マックイーンがバイクで草原の国境をドイツ兵の大群から逃げるシーンを思い出したり…

かもめさんのように飛んでいくことはできずとも、自然界に行くことはロックダウンでも許されています。
そうなると、平日のビーチにいけば、いつも以上にキャンピングカーも多く見受けられる。

みんな仕事も急にお休み。
だからお金を使うこともはばかれる…
大きな移動もできない…

となれば、近くのビーチやキャンピングサイトに向かって、釣りや読書やら…
自然を前に過ごせば、ウィルスの心配もほぼありません。

みんな、こんな時には考えることは同じ。

『大脱走』が無理なら、『ちょびっと脱走』でもしてみようではないか~
そうしてこれからの1か月を乗り切ろうとする、ニュージーランドの民でございます。

日本は桜が咲き出したことでしょうね…
いいなぁ~

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