日本人の勤勉さと 労働と

- 日本帰国生活
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午前9時から10時の指定。
そのとおりに午前9時半、宅配便が届きます。

とんでもなく便利このうえない。
このようなシステムが成立していること自体が普通ではなく思う海外在住者…

ニュージーランドにももちろん宅配便は存在。
ですが、これまた適当に届くことの方が普通。
いつ、何時に届くのか、さっぱりわからないことが日常…

追跡システムなぞ、もちろんニュージーランドという国にもあるんです。
ですが時に、目的地上空を荷物が行ったり来たりする様を追跡確認したりする(笑)
その度に、どうなってるんだろう~ と不思議に思っても、またか~

そんなこんなで、転覆した船の中で見つかったボロボロな状態で荷物がやっとこさ届いたりします。
きっとそんな模様が世界各国で普通に見られるはず。

日本のような宅配システムがある裏には、必ず尋常ではない労働を強いられる方、身を粉にして夜間に働く方がおられるから成り立つ。

24時間のコンビニにお弁当やパンが陳列されているのは、昼夜問わず24時間体制で働く製造業の世界が目立つことなくあるから。
それは自分の経験からもよくわかっています。

クリーニングにしても、午前10時までの受付で即日出来上がり。
真夏の暑さに耐えながら、工場勤務される方がいるからこそのこと。

ニュージーランドのドライクリーニング、まず1週間はみておかないと。
途中にクリスマスや連休をはさめば、冗談ではなく半月がかりの出来上がり(笑)
なので、ドライクリーニングを日本でお願いして、それをニュージーランドに持って帰ることも、申し訳ないながらにしてしまうのです。
お値段も日本の方が格安ですし…

そう、日本にいると色々なことが当たり前のように存在すると思ってしまう色々なシステム。
でも、それはもう世界的にみたら奇跡に近い。
日本人の勤勉さ、真面目さ、そして犠牲をいとわない精神力…

添乗業務をしていると、色々な添乗員やバスドライバーさんとお話をします。
添乗員業務なぞ、本当に犠牲あっての世界です。
添乗員さんを、あたかも奴隷かのように扱うツアー会社もあったりするのは、これまたこの世界の常識。
添乗員さんが仕事をするのは、その仕事の面白さや楽しさを知っているからこそ、我慢のうえに成り立つ。
添乗員なんて小遣い稼ぎのような仕事だと思っている人もいる。
業務の大変さを知るのは、添乗員自信とバスドライバーさんだけかも…

日本の医療業界も同じ、医師、看護師、他の医療従事者の方々の激務のうえでこそ成り立つこと。

もう業界の垣根を越えて、日本のような労働状況、労働環境が成立していることは、奇跡、普通ではない。

仕事だから、犠牲や無理があって当たり前。
賃金もらっているのだから、そんなことは当たり前。
上司に言われることが理不尽であっても、それで給与をもらっているから我慢。

もちろん、その綻びから裁判になったり、大きな問題になっていることニュースでよくよく聞くことです。
運送業の無茶な環境などもひとつですよね。

働き方改革、時短、などと言う前に、もっと大切なことは、働くために生きるのか、生きながら働くのか…
そんな根本の考え方をそれぞれにもう一度考えないと。

そうでなければ、みんなが疲弊して、みんなが笑顔なしに働く国になってしまいます。
もうすでに…?

日本がよい、ニュージーランドがよい、
そんな良し悪しのお話をする気持ちもありません。

もちろん収入なんて格段に日本が多いに決まっています。
そして支出も格段に日本が多いんです。

ニュージーランドと日本、両国で生きていると、ついそんなことを思ってしまうのです。

ニュージーランドのカフェ、午後2時、スタッフが店内の掃除をしています。
「もう閉店?」
「いや、まだだよ。でも3時に閉店だからね。」
「あっ、そう」

この会話が普通に成立する裏には、どんなことがあるのでしょうか(笑)

働く人の笑顔は確実にニュージーランドの方が多い。

昔より日本人のつくり笑顔は減ったなぁ~
昔より余裕も一緒に減ったように感じる…

でも日本の勤勉さは世界に誇れるものなのも事実!
凄すぎるんです。

きっとこのブログ、不快に感じられる方もいらっしゃるかと。
お許しください。

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コメント

  1. 働き方改革を声高に提唱している政府が、そもそもブラック企業みたいなもんですから・・・。
    長男坊は国家公務員でしたが、一年で退省しました(笑)

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    • なるほど〜
      かたちだけでなく、本当に日本の働き方が変わるのは、いつの日やら、ですね…

      なばなの里より

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