歴史的豪雨で 道は冠水(復旧へ)

その日の日記

250年に一度とよくわからない言い方の豪雨。
ニュージーランドとなってまだ170年ほどの歴史しかないのだから(笑)

とにかく、とても大変な雨だったのでしょう。
確かに自宅からの風景がみるみるうちに水中に浸っていく。
冠水が進む様は、私の歴史でも初めてのこと。
そんなに長い歴史ではないはずだが?

そんな豪雨から2日後。
冠水を起こした水も引き、道路は通常走行ができるようになりました。

午前中はまだ弱い雨が降ったりやんだり。
それでも2日前の雨に比べたら、チョロチョロって感じの水量。

自宅まわりの目に付く漂流物(ゴミや自然の残骸)を集める。
道路に出るとご近所さんの同じような作業姿。
被災から日常生活へともどる途中です。

水にエンジンが浸かり動かなくなった車が、次々と専用トラックで牽引されていきます。
無事に復活をして帰ってきたらよいのですが、さてさて。
ちゃんと自動車保険に加入していたことを祈るのみです。
日本人より自動車保険の加入率は低い現実…

トヨタ、日産、ホンダの、我が豪華外車トリオ?は無事で走行可。
あら、よかった。
ホンダ・フィットなんて、小さくて軽いから、流れていきそうでした(笑)

そんなこんなの時に、2人が自宅に訪問です。
Red Cross(赤十字)のお兄ちゃんと、ネイピア市職員のおっちゃん。
各家庭を訪問して被災状況の確認です。

「怪我や健康に問題ない?」
「水道や下水道は使えてる?」
「困ったことはない?」

そのような質問をされたので、すぐそばの倒れたフェンスを指さして、
「フェンスが倒れて、こんな感じなんだけど…」

それに返ってきたお言葉は、
「オゥ……」

だけでございました(笑)
わかっております。
ネイピア市にも何もできない、まして赤十字さんにとってはなおさら。

「困ったら電話してね!」
とお言葉を残してお隣さんへ。

大変なお仕事です、ありがとうございます。
おつかれさまです。

雨も上がり、ストレス溜まり気味の柴犬せんさんを乗せて、散歩がてらに街を見てまわります。
同じようにフェンスが壊れた家は多い。
ですが、思ったよりも被災の爪あとは少ないようです。

もちろん、Hill(ヒル)と呼ばれる高台では地滑りも起きています。
興味本位で近づくことはできません。
今夜もまだ避難所に留まっている人もいらっしゃいます。
豪雨の影響で、30の家屋が居住不可能となりました。

私の人生における数少ない自然災害のひとつ。
これからも記憶に残ることは間違いありません。

今年はコロナ対策によるロックダウンと2つになりました。

「2020 ネイピア豪雨」
このお話を3回にわたり、残しておきます。
ブログも明日から、通常投稿 のはず!

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