学び と 資格 #02 「柔道整復師 その1」

学び と 資格

さて、早速ですが何を語ればよろしいのでしょう?(笑)
国家資格である「柔道整復師」の内容は、検索してもらえばすぐわかること。
それでもほんの少しだけ。

3年以上の養成校(専門学校や短大、大学など)を卒業後、国家試験を合格することにより柔道整復師となります。
柔道整復師(以後、柔整師)として、骨折、打撲、捻挫、挫傷などに対して施術ができる資格です。
法的には「業務独占」資格であり、「柔道整復師免許」を有しない限り、柔道整復を行うことはできません(医師はできます)。

あまり不正確なことを書いてもしまうのもはばかれるので、このぐらいで。

後は自分らしく柔整師としてのお話を。

私が柔整師を志した経緯は、「勝手にYoshiの過去を振り返る」シリーズに詳細を譲ることにします。
遠からず、その時を振り返る時がきます。

ただ私の場合は、他の柔整師の先生とは少し違うのかもしれません。
整骨院や接骨院を開業することが目的ではなく、後ろめたさなく堂々とメディカル・トレーナーとなるためでした。

スポーツトレーナーという国家資格が存在しない日本では、この柔道整復師がもっとも有効な資格と判断したためです。
この判断、今でも間違いではなかったと自負しています。
なので、柔整師となったことには誇りもあります。

柔整師として、スポーツトレーナーとして従事した年月は、私の中でも大切な時なんです。

ただ当時から、この医療従事者である柔道整復師というシステムには大きな問題があると常々思っていました。
そのうえ年々養成校が増え、同時に柔整師の人数も急増。
当然のように整骨院(接骨院)の数もコンビニ並に増えていきました。

私は申し訳ないのですが、この波の中で生きていく選択をすることはなく、日本を離れニュージーランドに生きることになりました。
それというのも、スポーツトレーナーとしてひとつの夢を叶えた後だったことが一番大きな理由です。

たとえ整骨院、接骨院を営んでいなくとも、私は今でも柔整師です。
現在、日本で整骨院(接骨院)を営む先生方は大変難しいことと思います。

そしてこれからの柔整師業界を良い方向に導くよう頑張っておられる先生方もいらっしゃる。
ニュージーランドにいても、日本の柔整師業界をいつも注視している年月です。

柔道というスポーツを起因にしてできた資格なのはわかります。
ですが、そろそろ名称変更をしてもいいのでは…
たとえば「手技療法士」「スポーツ療法士」など…
そして、「マルメ」への制度変更も(わかる人だけでいいです。)…

私的な意見でした。

みなさんも優秀な柔整師の先生、ご自身のかかりつけとなる整骨院(接骨院)を見つけてください。
筋肉、関節などの状況変化をしっかり理解してもらえる柔整師の先生は、本当にありがたいものです。
長い人生を健康で有意義なものにもしてくれます。

柔整師の1回目はこのへんにしておきます。
もちろん、そのうち2回目があります。

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