ニュージーランド・海峡をわたる旅 最終日(前編)

-NZ旅行記

(最終日)

走行距離 340.0 Km
総走行距離 2,352.5 Km
天候 雨
宿泊地 Napier ・ネイピア

 

朝9時、天候が回復しつつある首都ウェリントン。
ゆっくりウェリントン滞在も楽しいですが、今日はネイピアに向かって帰途につきます。

ネイピアからウェリントンへ来るときには、内陸部の2号線を走りました。
帰りは海岸線を北上する1号線を利用します。
こちらのルートの方が距離的に長くなります。
でも私はこちらの方が好み。

ただ私にはもう通学路のようなもの。
なにも変わり映えのない光景、楽しいお話もありません。
ですから、この旅を振り返り、次の旅のためにも忘備録を作っておきましょう。
ひとつずつテーマを決めて。

海峡フェリー

今回の旅における大きな目的のひとつでした。
北島のウェリントン、南島のピクトンを結ぶフェリー。

行きは、ブルーブリッジ を使用。
帰りは、インターアイランダー を。

どちらが良かった?
はい、私的意見が始まります。

どちらかで迷うならインターアイランダーで問題ないかと。
もともとこちらの方が人気があるようです。
今回は偶然なのか、ブルーは定刻より2時間遅れ。
インターは定刻通りの出航でした。

そして何より船内のシートの数、そして快適さはインターが圧倒です。
行きのブルーではキャビン(小部屋)を利用してみました。
もし小さい子供さんが同乗でしたら、キャビンも有意義。
ですが、それ以外でしたら必要ないかも。
3時間半ですし、インターならリクライニングシートで十分にくつろげます。

ただブルーもインターを意識しているのは間違いない。
なので、チケット価格のセールもよくよくあるよう。
ですから、もしブルーのセール価格が大きくインターより安いのなら、ブルーの選択もOKに思います。

ドライブ & 車両

この旅の総走行距離、2,352.5 Km
けっこう頑張りましたよね!

これだけの長距離ですと、何らかの故障やアクシデントがある可能性も高くなります。
ですが、今回は何もなくずっと安心して走ることができました。

ハイエースのエンジンは新しくはないのですが、それでも走行距離も短く信頼がおける。
すこぶるエンジンもご機嫌でなによりでした。

お安いレンタカーでは、とても安心してこの距離をドライブする勇気が私にはありません。

そしてパンクも、飛び石によるフロントガラスのひび割れもありませんでした。
これはただの偶然にすぎません。
起きた時の対処ができなければ、やはりこの距離の走行は難しいかと思います。

運転に関しても、ヒヤッとすることもなく、安全走行ができなによりでした。

ただフランツジョセフに向かう時には、突然のヒョウが振り走行不能に。
その後も雷が光る中での運転。
ニュージーランドの天候は日本以上に変わりやすいのです。
今回もしっかり身に染みました。

そうです、ミラー型ドライブレコーダー&カメラ!
全長が長いハイエースに頑張って取り付けました!
ドラレコでずっと録画してくれているのは、やはり安心です。
それより車両後方の状況をずっとカメラでの撮影映像が見られるのは本当に助かります。
もうこれなしでは運転できないほど。。

ただ、車両後方ガラスの内部にカメラを据え付けました。
そのため雨の日は雨露でよく映像が見られません(泣)
まぁ それは仕方がないよな~
と、旅の途中ずっと思っておりました。

ですが最終日、ネイピア到着寸前に気付いたんです。
後方ガラスにもワイパー付いてるんでないかい?

後ろのワイパーをウィ~ンと動かしてみると…
綺麗な後方車両の映像が観えるではないですかぁ~
アホやなぁ…

宿泊施設

今回利用した宿泊施設の種別は、

バックパッカー or ロッジ 4泊
キャンプサイト(パワード) 4泊
キャンプサイト(ノン パワード) 3泊

バックパッカータイプ、つまり屋根のある宿泊施設で個室に泊まる。
個室にはホテルやモーテルのように、シャワー・トイレがあるのではありません。
キッチンやトイレ、シャワーは共同。

それでも私には十分に贅沢(笑)
3か所のうち2か所でなぜかお部屋のアップグレードをしていただける有難さ。
特にフランツジョセフのYHA、とっても広くて快適でした。

他の2か所のオーナーさん。
魔女のおばちゃん。
マオリのおっちゃん。

どちらもフレンドリーすぎ、おしゃべりすぎ!
少しほっておいて!的でございました。(笑)
どちらもしっかり思い出には残ります。

キャンプサイトのパワード、ノンパワードの違い。
それは車内に電力を引き込めるかどうか。
パワードの方が5ドルから10ドルほど宿泊代が上乗せされる。
もちろんパワードの方が電気をフルに使えて安心。
ノンパワードでも常備しているパワーバンク(備蓄電池?)で2日間は電気が車中泊中も利用できます。
ただし電力に限りがあるので、コントロールしながらの車中泊となるのです。

いづれにしても、4畳半の自分の個室を引き連れて旅をしているようなものです。
トイレ、シャワー、キッチンは各キャンプサイトの施設を使用できるので、問題もありません。
もちろん自宅よりも不便さはあるのでしょうが、もうそれも楽しんでおります!
自宅より睡眠時間も長く、爆睡。

WIFI環境も問題なく確保ができたので、業務もこなしながらの旅ができました。
もう護送車での車中泊の方が気楽で快適かもしれません。
駐車中の車が盗難にあったり、イタズラをされる心配も車中泊ならありませんよ(笑)

旅行費用

旅行費用の7割は…
そう、ガソリン代。
特にガソリン価格が高い時期の旅行となってしまいました。
できるかぎりお安いスタンドを選んで給油です。
それでも仕方なしや。
こればかりはなかなか大きく節約もできません。
ニュージーランドでは、ほとんど1年中車のエアコンを使用する必要もありません。

それよりハイエースの燃費がよろしくない…(泣)

食費や宿泊費、私の場合はいつもこのような感じで十分幸せでございます(笑)
ご飯のお話は長くなりそうなので、明日の(後編)にいたします。

最終日(後編) につづく。

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