お題をひとつ #34「目標達成したkiwi」

お題をひとつ

日本帰国できない軟禁状態。
そうなればやはり日本のことを考えてしまう。
その先にはニュージーランドと日本の違いに行きつきます。

ニュージーランド人、この先は kiwi といいますね。
kiwiは言うまでもなくニュージーランド人の愛称、相称です。

ニュージーランドで生まれ、この国で生まれ育ったkiwi。
kiwiの子供たちにとっては、なかなか「目標」を持つことが難しい国かも…
そう思ってしまいます。

日本からの留学生はまったく別のお話です。
ニュージーランドは留学する国としては本当に良い国と断言できます。

話はもどりましょう。
日本と違い、勉強せねばならないというプレッシャーは明らかにkiwiには薄い。
勉強をしてよい成績を収めて、良い学校に進み、良い職業に…

その意識はkiwiにはほぼない?

はっきりした学校格差も職業格差もない国です。

医師、弁護士、パイロット…
それらの職業に憧れる社会ではないのだから。

ただやはりkiwiにも、幼い頃から自分の将来をしっかり考える子供たちがいます。
そんな子供たちにとって、ニュージーランドという国。
この小国は「目標達成」に不十分に見えてもおかしくありません。

そんな子供は成長するにつれて将来を見据え、ニュージーランドを離れることを考えます。
ここでkiwiのアドバンテージが大きく影響する。
ニュージーランドは英語を母国語のひとつとする国。

海外に飛び出すには大きな武器です。
kiwiはきっとわかっていない(笑)

日本語は世界でも独特な言語ではないかと思います。
欧米言語とは語順が違う、ほぼ逆さま。
ちなみに中国語は英語と同じ語順の言葉です。

読み書きはまさしく難解極まりない言語ですし。。

こうして若いうちからニュージーランドでは叶わない「目標」を持ち、海外に飛び出す。
特にオーストラリアやイギリス、カナダ、アメリカ…

これらの国で「目標」に邁進をして、海外で夢を叶えたkiwiたち。
ニュージーランドを母国とする移民が世界に散らばっています、いました…
ところが そのkiwiの多くが最近ニュージーランドに帰ってきているんです。

もちろんその理由はコロナ。
コロナ感染の影響で、ニュージーランドの平和が見直される。
各国のコロナ下における状況や政策により、移民として生きづらい。

それなら母国のニュージーランドに戻ろう!
そう思っても不思議ではない、と感じるニュージーランド在住移民のわたし。

家族で母国に帰国をしようと思えば、まず住む家が必要です。
不動産取得だ!

現在は法律により外国人のニュージーランド国内不動産購入ができません。
(私のような永住者は別など例外はあります。)

それでもkiwiの帰国者が多く購入すれば、結果として急激に不動産が足りなくなる。
海外から帰国するkiwiは概して経済的に豊か…
海外で「目標」に向かい頑張ってきたkiwiですから、良い生活をしていても不思議ではありません。

ニュージーランドでの不動産の奪い合いが始まりました!
なんならお金に糸目を付けない帰国者もいます。

そうなれば不動産価格は高騰する!
はい、バブルでございます。
もともとニュージーランドで生まれ育ったkiwiにはまったく手の届かない住宅価格…

ん…
これって、けっこうに難しい社会問題でないですか?
コロナ感染対策において現在は成功裏にある社会の副作用かもしれません。

こんなことを考えながら、ノートパソコンに向かって作業をしている私…
けっこうに器用だわ(笑)

そうそうkiwiにも憧れの職業があります。
残念ながら男性だけですが。。

オールブラックス!

間違いなしに憧れ!
国のヒーロー!

ヒーローのゲームを楽しみにする冬のニュージーランドからでした。
ごめんなさい、もう殴り書きとはこのことです。

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