ニュージーランド 1週間後、警戒レベルを緩和!!

その日の日記

4月20日、午後4時(NZ時間)、アーダーン首相より発表。
この時をニュージーランド国民は待っていました。

「4月27日、月曜日、午後11時59分、警戒レベルを3に引き下げます。」

現在のニュージーランド、最高警戒レベルの4となってから、3週間。
厳しいロックダウン状態の毎日を送っています。

その結果が数字となり、表れてきました。
下のグラフは政府発表のニュージーランド全域における、ウィルス感染者数推移。
レベル4、つまりロックダウン状態が始まったのが、3月26日(26 Mar)。
日本とニュージーランドでは、人口という分母が大きく違えども、バカにできないロックダウン効果だと思います。

今日、ニュージーランド全域での新コロナウィルス感染者は9名。
ここホークスベイ地方の新感染者、7日連続ゼロ。

増え続けた患者数が、ロックダウン3週目にして、明らかに減少。
私が住むホークスベイ地方も一時期もどうなることやら… と心配。
それがここにきて、快方に一気に向かっているのです。

そして1週間後に、レベル4からレベル3へと警戒レベルが下方修正。
今週末は月曜日が祝日の連休。
なので、月曜日深夜にレベル3への移行という意味は、祝日は我慢して大人しく…
そんな意向のもとです。

これによる変化のいくつかを。

『Stay Local』が、『Stay in Region』に変更。

レベル4では必要不可欠以外、地元から車での移動は禁止。
それがレベル3となると、近距離の地域内な移動OK。

日本でなら、都道府県や地方を越えることはレベル3でもできないが、それより近距離の地域内なら車移動もできるように。

たとえば、新宿区内のみの移動が、東京都区内なら移動OKに…
大阪淀川区内のみの移動が、大阪市内なら移動可能に…
そんな感じでしょうか。

これは大きい!
まず車でビーチや川、森への移動ができるので、愛犬の散歩コースが格段に増えます!

スイミング、サーフィン、そして釣りがOKに!!
やりました~ 待っていました!
釣りをしても逮捕されないレベル3です(笑)

これで心置きなく海へ狩りに行けます。
お刺身を食べられる日も遠くないはず!!(笑)

year10以下の学校が条件付きで再開。
条件のお話は省くとして、この変更にて、留学業務への影響がでてきます。

デリバリーサービスは可能になるなど、他の緩和もあります。
ですが、引き続きレストラン、カフェ、バーなどは休業。
ホームセンターなどの小売店もまだ休業のよう…
白のペンキでさえ、今は購入することができない…(大泣)

国内、国外への空路移動は大きく制限。
なので、旅行もまだまだ遠いお話です…(泣)

またレベル3への変更後、2週間して見直しがあることも同時に発表されました。

なによりも世界に先駆けて、コロナウィルスの脅威から大きく解放に向かうニュースは嬉しいかぎりです。
中途半端でなく、強制力と逮捕権のもとでのロックダウンが功を奏しています。

レベル3へ緩和された瞬間に、kiwi(ニュージーランド人)のおおらかいい加減さから、パーティー頻発。
すでにホークスベイ地方は明らかに緩んでおります (笑)
そしてまた感染者増加… なんてことを簡単に想像できてしまうので、心配ではありますが…(笑)

快方、解放に向かうニュージーランドに比べて、日本の状況は遅きに失した…
そんなこと思ってしまうほど、海外からは心配されています。

ニュースを観ていても、各都市の商店街は相変わらずの人だかり。
スーパーマーケットは通常よりも家族連れが増え、前年比130%の人出…

ブログで言葉にするのもはばかれる言葉を口にしてしまいます…

「個人的な飲み会は自粛できても、仕事関係の飲み会は避けられなくて…」

こんなインタビューをニュースで聴く…
コロナウィルスよりも、日本はもっと恐ろしい何かに感染しているのかと悲観…

体裁、面目、世間体…
日本は何を大切にすべきなのか…

ニューヨークのロックダウン経緯を観てもわかります。
日本、特に大都市は明らかに同じ道をまだ悪い方向に…

いっそのこと、公共交通機関をストップ。
JR、私鉄、地下鉄をストップでもしないかぎり、自粛要請下での快方なんて、もう日本には期待不可能。

超消費大国における、国民の消費癖もこの際、考え直す時が来ているのでは?

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