心配されている ニッポン…

その日の日記

3月31日、つまり年度末の大切な一日です。
日本でもニュージーランドでも、決算前の年度末は同じ。

いつもの3月31日なら、今期中にオフィス消耗品を経費算入するべく動く!
経理処理上、今日中に手続きすべきことはないだろうか…

そんな心配をする日と決まっているんです。

ところが、経費算入のために業務関連の消耗品などを購入しにいこうにも、ロックダウンでほとんどのお店は閉店中…(泣)
経理処理もコンピューターに向かう時間がロックダウン後に増えているために、しっかり出来上がっている。
後は明日以降にしかできない経理発生を待たねばならない。

ロックダウン中のニュージーランドで過ごしていると、当然のようにニュースをネット上で探すことが多くなっています。
きっと日本で見つかる、というより日本語になっている欧米のニュースより、もちろん英語そのままの情報は簡単に、そして詳細を知ることができます。

ましてここニュージーランドは英連邦の国。
なので、イギリスを中心にヨーロッパの情報は日本より濃くこの国まで届くんです。

ヨーロッパもニュージーランドと同じ、もしくはそれ以上に厳しいロックダウン状態の国が多い。

でも南半球の底にあるニュージーランドと、北半球に広がるヨーロッパの間にある島国が不思議。
そう、なぜか日本だけが、とってもゆるく感じてしまうのです。

もちろん、他国から離れた島国のニュージーランドが、とっても厳しい頑固で先を行くウィルス対策をしているのは事実。
それにしても、日本のようにほぼウィルスの影響前と同じように生活をし、そして仕事ができていることがもはや稀な存在。

日本でも週末の外出自粛要請をされていながら、翌朝には満員電車に乗って通勤している…
海外からは理解不能、もはや不思議でならないんです。

きっと日本を本当に知っている、世界に散らばる海外在住日本人は、母国のことを心配しているはず。
大丈夫だろうか日本…
いくら手洗いやうがいの衛生が日常に根付いていると言っても…

もちろん、感染者の死亡率が断トツに低いのは理解できるんです。
なぜなら、日本ほど医療体制が整っている、国の予算度外視で誰もが簡単に医療の恩恵を受けられる国はありません。
海外に住めばよくよくわかる素晴らしさ。
日本人の平均寿命が長いのは当然と思う。
だからといっても、それを理由に安心してよいわけでもなく…

志村さんの訃報はニュージーランドにいても悲しいものです。
「全員集合!」の時代から知っているんだから…

今、日本が各国から心配をされている立場にあるんです。
日本を離れて住み、そして各国のニュースを英語で読んでいると感じてしまう今です。

よく行くベーカリーのマオリのおばちゃんが、
「日本は高齢者も多いのに、ウイルスの影響で死亡者が急激に増えたりしないの?」
ってびっくりするような、ごもっともな心配をしてくれたり…
よく知ってはるわぁ~ と感心。。

マスクをしたら安心でもなく、やはり自宅で待機をすることが大事なのは、ロックダウン状況下の軟禁状態にあると実感。
ポストには写真のようなチラシが配られているニュージーランド。
チラシのように簡単にポイッできるほど危機感が低くはない状況です。

日本社会に生きていたら、
でも仕事があるし…
家でじっとしていられない…
というのはわかるのですが、今すべき大切なことは何でしょうか。
東京や大阪ロックダウンなんて、誰が予想しても悲惨さしかない状況を、心配してしまう年度末の今日です。

明日はもっと明るいブログにしますから、お許しを。

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