ロックダウン下のニュージーで、日本を憂える…

その日の日記

少し前にも、同じような内容のブログを書いたけど、お許しください。
書きたいから、今、このとき再び日本に向けて…

ニュージーランドがロックダウン状態となってもうすぐ2週間。

日本でも『緊急事態宣言』がとも言われています。
たとえ、それがされようとも、ニュージーランドのようなロックダウンにはきっとならない。
多くの方は仕事にもでかけるであろうし、多くの店も開店はできるであろう。

でもニュージーランドも含め、多くのヨーロッパ諸国はそうではありません。
必要不可欠なビジネスをのぞき、ほとんどの企業も店舗もお休み。

日本との大きな違いは外出自粛や多くの制約に反した場合、ニュージーランドでは逮捕をもされてしまう。

たとえ日本の『緊急事態宣言』がされようとも、結局は中途半端に終わってしまい、効果が薄いのでは…
船底の小さな隙間から水が入り込むように…
そんな心配をニュージーランドにてしてしまいます。
ロックダウン下に生きる、海外在住日本人は同じ思いではないでしょうか。

こんなお話をすると、とんでもなく危険な状態だからロックダウンをしている…
そう思われるでしょう。
きっと、現在はニュージーランドよりも日本の方が危険。

ニュージーランドの地方都市に住めば、行きかう車が少なく、街の中心地は店舗がすべて休業。
だから、とっても静か。
美味しいコーヒーも外食もできない、旅行もダメ、釣りさえ禁止。
ですが、これほどに他者との遭遇がないと、やはりウィルス感染への安心感は格段に大きいです。
今は、これがもっとも大事と理解しているからこそ、国民も規制を受け入れて生きているのです。

本当にウィルスの影響をシャットダウンするためには、これほどの対処をしても当然とも思うkiwi。
アーダーン首相の方針は、大きく国民からも支持を受けています。

コロナウィルスの影響下でなくとも、本当に法律も変わっていく国。
移民法などは、時世の流れに反応して、すぐさま改正されます。
あまりにも変わるために、ついていくのも大変ではあるんです。
弊社業務にも、直接影響されるので、もちろん日々敏感に反応します。

そんなニュージーランドのロックダウン、国民への補償対策もスピーディー。
従業員への3か月分の平均給与を守るべく、すでに給与支払予算制約の補償金の支払いも企業に始まっているのです。

 

日本の『緊急事態宣言』がされる前から、すでに、それには強制力ないから…
そんなニュースを読んでいると、なんとも中途半端な~

世帯に2枚ずつ送られたマスクさえ小さすぎて…
なにをしておられるんやろうか?
心配がつのるばかり。

学校再開って、この状況でですか?
ニュージーランドの家庭なら、親が子供を学校に行かせない、ましてや先生も学校行かないでしょう (笑)

国民の命を守ることができない法律なら、特措法であれ、すぐに法改正でもすればよいのに…
現実として、すぐにそれをしてしまう国に生きていると、日本のヌルさが不思議でなりません。

こんなことを書いていると、ニュージーランド政府が素晴らしく感じるかもしれません。
でも、私から見れば、落ち着かずに動きまくる分だけ失敗も多い。
責任問題云々言っている間もなく、その失敗に対して、これまたすぐ動きはる(笑)

ニュージーランドなんて、現在の非常事態レベル4にする10日間、ほぼ毎日のように対策を変更。
まさしくニュージーランドの企業(弊社も含め)も国民も、それによって右往左往。
コントのように、あら、どうしましょう~。
もう笑うしかないほどに、みんなして、ドタバタ喜劇をした挙句のロックダウンなんです。

それでもウィルス被害が広がる前ながら、強行して。
以前にも書いたように、この国特有の危機感覚えた時の頑固さが、功を奏したように思います。

ロックダウン下で生活をする日本人です。
きっと人生においても、貴重な経験をしている最中なのでしょう。

もし日本の政府も法律も、身の安全を守ってくれないのなら、自ずから対処すること。
海外からも多くの人が言っている通り、そしてニュージーランドのスローガンが正解。

「Stay Home, Save lives」

特に、東京や大阪などの大都市圏で生きるなら、なおの事。
今は、家でじっとしていることが大事。
健康でさえあったら、仕事も生活も人間関係も、あとから何とかなるもの。
海外で自宅軟禁中の日本人が、今、身を持って思うことです。

一日も早く、日本もニュージーランドもこの事態を切り抜けてもらい、日本帰国を気持ちよくしたいものです。

美味しいお刺身も食べたいのよ!

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