自宅から10分も歩けば、もうラグビースタジアムに到着。
途中の街中は、観戦に訪れた乗用車でいっぱいです。
10年ほど前には、ラグビーワールドカップで日本代表戦も開催されたマクレーン・パーク・スタジアムです。
今日はホークスベイ地方代表チーム、Magpie(マグパイ)チームの地元でのゲーム。
それも準決勝戦です。
相手はTaranaki(タラナキ)、こちらもタラナキ地方代表チームです。
毎年行われる地方代表チームが争うカップ戦。
ニュージーランドにはスーパー・ラグビーに所属するプロチームもあります。
こちらの地方代表チームは、いわば地元の英雄が集まるチーム。
地方代表チームが争うといえども、しっかりテレビ中継もある。
ニュージーランドのラグビーです、とってもハイレベル。
きっと日本のトップリーグでも争えるほどに。
各地方代表チームには、もちろんプロチームや元オールブラックスのプレーヤーも所属です。
今回の戦い、
ホークスベイ代表チーム(マグパイ) 対 タラナキ地方代表チーム
超私的な感覚、日本の地方に当てはめると
東海地方代表 対 甲信越地方代表 ?
天候も温暖で海にも面した地域の東海地方 (ホークスベイ)
日本海のような波の高い海に面した地域の甲信越地方 (タラナキ)
そんな感じの2チームが決勝進出を目指して戦います。
今回の観戦チケット代金は、なんと無料!!
一部の有料席をのぞき、タダなんです。
事前にネイピア市長からSNSでも、
「無料だからみんなでマグパイを応援しよう!」
そんな呼びかけもありました。
その効果も大きかったのか、有料席には空席がありましたが、無料席は満員!
もちろん予約もなしで無料席をゲットしましたが、普通によく観える席でした。
そんな週末土曜日の夕方、スタジアムに集うホークスベイ地方のジモッピー。
もちろん、スタジアム内の屋台で購入した、ビールやホットドッグを片手に観戦です。
私はネイピアに10年以上住んでいながら、マグパイのゲーム観戦は初めてのこと。
プロチームのハリケーンズや、オールブラックス戦は何度としています。
なるほど~
地元プレーヤーを応援するマグパイ戦も、とっても盛り上がるのね。
プレーヤーの名前を聞いても自分にはわからない。
ですが、きっと馴染み深い幼い頃からのトッププレーヤーが代表として戦う姿。
それはやはり強く応援したくなるものでしょう。
ホークスベイ地方代表のチーム名、マグパイ。
マグパイとはニュージーランドに広く生息する白と黒の鳥。
マグパイのチームからも、白と黒の横じま柄。
多くの観戦者が白黒の横じま・レプリカユニフォームで大応援。
それに応えて、マグパイチームは前半途中からタラナキを引き離しての大勝!
59 対 23
ホームスベイ地方の住民は気持ちよい週末を過ごすのです。
それも素晴らしい。
ですが、この時期に1万人以上が普通に集うスタジアム。
そのこと自体が素晴らしいです。
もちろん、スタジアム内にはマスク姿はまさしくゼロ。
きっとマスクでもしてスタジアムに入れば、どこかに速攻で連れていかれる!
大声で歌い、ウェーブをして、トライをすれば大声援。
昨年までと何ひとつ変わることのないラグビー観戦の姿です。
マスク姿もゼロながら、見かけたアジア人もゼロ(笑)
そんな世界で住まわせてもらっています。
とても幸せで、ありがたいことです。。
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