お題をひとつ #15「はなし言葉」

英語習得のヒントかも

帰国難民のひとりです。
現実的にまだ日本帰国をすることができません。

そんな憂さ晴らしにもよい、日本での食べ歩き動画を観ながらコーヒータイム。
美味しそうな和菓子のお店。
ですが和菓子よりも、お店の看板が気になって仕方がない。

「焼きたて 食べれます」

って、おかしくないですか?
ふつう?

最近、とっても「ら抜き言葉」が気になってしまうんです。
日本の動画、ブログや記事を読んでいても、どうしてもひとつ引っかかる…
「見れる、来れる、食べれる…」

逆に、らが入っていると、ほっとしてしまう自分がいます。
齢のせいでしょうか。。

ら抜き言葉だけではありません。
弊社がサポートをする日本人留学生の会話を聞いていると…

エモーい!
ウケる~
ヤバっ!

こんな単語が飛び交っていても、ふつうに会話が成立している。
それが悪いのではなく、とても不思議な感覚なんです。

謙譲語も尊敬語も使い分ける日本語。
気持ちや心の持ちようをも伝えることに困らない、表現豊かな日本語。
の、はず。

ですが、
「若い日本人の言葉が乱れてる~」
的なブログを書く気持ちはさらさらありません(笑)

なぜなら、自分の英語の語彙力を思い返せば、それこそ、同じ単語を使いまわす!
日本語のウケる~ ヤバっ!と何ら変わりない英語を使っている日常です。

それでも15年もニュージーランドに生きて、仕事もしているのが現実。
それこそが不思議なのかもしれませんが、そんなもんなんです(笑)

もちろん英語の文章を読んでいたら、わからない単語なんて無数にある。

Enjoy the tranquility of New Zealand nature!

tranquility って何じゃ?

調べてみれば、「静か」ってことか~
とお勉強をしても、日常会話では、tranquility なんて単語を使わない。
「静か」と言いたければ、quiet しか思い浮かばない語彙力。

日常会話でFワードはもちろん使わない、使えない。
(在住日本人さんでもFワード使いまくる方もいますが、やはり似合いません 笑)
you know をカッコよく会話に挟めるほどの英語力もない、ユーノー?(笑)

でも、そんなもんなんです。
英語ネイティブでもなく、日本社会の酸いも甘いも知ってからの英語。
十分すぎるほどに大人になってから本格的に学んだ生きた英語。
日常会話程度とはよく言ったもの、それほどのレベル(泣)

今から英語力を高めよう、語彙を増やそう。
政治の難しい話もできるような英会話力を身につけよう。
残念ながらそんな気持ちはございません。
ごめんなさい、この人生では英語のお勉強もお腹いっぱい!

この人生では、英語もあきらめずによく頑張ったぞ!
と、自分を褒めてあげることにしています(笑)
現実逃避とも言えます。

英語ができない自分が恥ずかしく思うこともなくなってしまいました(笑)
つい最近も、お馴染みのカフェスタンドのお姉さんに言われました。
「Yoshiの英語って、マオリよね~」

これは褒められているのではなく、崩れまくりの英語。
つい適当に話しだすと、Yesも Yea Yea Yea!(イヤァ イヤァ イヤァ!)

最近、「12」すら通じない。
「12」 twelve トゥウェルブゥ が相手に伝わらない…

トゥウェルブゥ の ブゥ は、ちゃんと下唇を噛んで発音しましょうね!
英語が適当すぎて、しっかり日本人英語になってしまうのはよくありません(泣)

と、わかっていても、海外在住の緊張感さえない日本人は、言い直すこともしない。
「ワン トゥー よ!」

おばちゃんも「あ~」と納得。
ちゃんと12ドルの宝くじが買えるのです(笑)

こんなんでも、海外在住ができる現実。
長くできるかどうかは、英語力よりも適応能力が大切です。

日本からニュージーランドにも来れる時がもうすぐ!?
今しばらくお待ちくださいね。

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