お題をひとつ #39「マスクと サングラス」

お題をひとつ

日本の通勤ラッシュの様子を動画で観ていました。
なんと例外なく全員がマスクをしているんです。

とは、当然のことではある現状です。
ですが、怒られそうですが、いまだに私には違和感がある光景です。

コロナ前からマスクをすることに慣れている日本。
日本語、英語ともにヒアリングが得意でない私です。

マスクをされた状態でお話をされると、もう必死で日本語を聴く。
もちろんそれが英語なら、なおさら。
マスクから機械的に飛び出る英語をキャッチするのは本当に難しい。
それほどの英語力であることが問題ではあるのですが…

幸運にも昨年のロックダウン以後でも、ほとんどマスクをする必要もありません。
そんなニュージーランドの鎖国生活を長く過ごしています。

日本帰国ができるようになっても、きっとマスク社会は変わりがないでしょう。
私もメガネを曇られながらも、無理してマスクをすることでしょう。
とっても違和感がありつつ、顔の半分を隠して歩きます。

それが16,000キロも離れた南半球のニュージーランドは…
サングラスをかけない日はありません。
ドライブ中は当然、外出時にはサングラスをかけることは当たり前。

サングラス姿のおっちゃんを観て、「あぶない刑事」のタカとユージを思い出したりもしない。
(って、もうこんな表現が古すぎる… 笑)

おっちゃんだけではなく、おばちゃんも、おじいしゃん、おばあちゃんもサングラス。
小学校入学前のガキンチョだって黒いサングラスをかける。
なにも不思議でもない、それがニュージーランド。

きっとオーストラリアも同じでしょうが、もちろんそこには強烈なUV対策です。
長くニュージーランドに住んでいると、眼精疲労を感じることが多くなります。
幼少期からサングラスと帽子着用の教育を受けていない、私のような移民でも自然とサングラスを欠かせません。

日本では口を隠し、ニュージーランドでは目を隠してと…

「目は口ほどに物を言う」

それは日本人の特性でしょうか。
欧米人は、喜怒哀楽の感情を日本人ほど目で表すことなく、表情と体全体で表す。
欧米人の表情は口を中心に、そこに大きな身振りが加わります。

どうしても海外在住をしていると、口と一緒に手や腕が動いてしまう。
挨拶も上肢が忙しく働きます。

言わなくても伝わる
相手の気持ちを汲み取る

それが表現豊かな日本語。

言わなくては、なんのこっちゃわからないのが英語。
言いたいこと、気持ちや感情も言わなければ伝わらない英語。
ニュージーランドで目配せをしたこともされた経験もありません(笑)

欧米社会ではなかなかマスクが日常で普及しない。
これほどのコロナ感染の影響を受けても…

コロナ前のこと。
ニュージーランドの空港到着をした日本人のクライアントさん。
みなさんによくよくお願いをしました。

「マスクを外してください。」

マスクの習慣がないので、マスクをしていると逆に疾患や疫病があると心配をされてしまう。
空港なら医務室に連れていかれてもおかしくありませんでした。

きっとアフターコロナの日常でも、ニュージーランドではマスク姿を見ることはほとんどないでしょう。

コロナ後、ニュージーランドに来られる時には、口を隠さず目を隠してくださいね。
サングラスはカッコを付けるものでもありません。
日本のマスクと同じ日常でもかけて当然。
堂々と「あぶない刑事」を楽しみましょう!(笑)

短期間でも、眼は大切に。
「郷に入っては郷に従え」

ほら柴犬だってニュージーランドではサングラスをします!?
(刑法223条、強要罪が成立、日本国内なら 笑)

メガネ曇ってもマスクをするので、1日でも早く日本帰国を強く希望です。

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