観光地の情報 ~ モエラキ・ボルダー Moeraki Boulders ~

-観光地の情報

前回の『街の情報』としてお届けした、『ワイトモ・ケーブ』
お話のはじめに、大きな心で『街の情報』としてお読みください、とお願いしました。

という私が、小心者…
『やっぱ、ワイトモ・ケーブは街じゃないよな~、ちゃうよな~』
何となく気になる…

それなら、ということで、『観光地の情報』として新たなカテゴリーを増やすことで心を治めました。
といっても、日本の観光ガイドよろしく、隅々まで詳細に説明するようなことはありません。
ネット検索をしたらわかるようなことは、出来る限りのカットでいきます(笑)

ここでしかわからない、ツアーガイド&ドライバーとして気になるところなどをご紹介していこうと思います。

今回は、『観光地の情報』の第2回目として、『モエラキ・ボルダー』の登場。

どこ?と思われる方もいらっしゃるかと。
当然観光ガイドにも掲載された有名どころではあるのですが、如何せん、場所が場所。。
実際、観光した方は極少数かと思われます。

そこは、南島の東海岸に位置。

弊社ヨッテコットのツアーでもダニーデンをツアーに組み込ませていただけることは多くありません。
街の情報、『ダニーデン』でもお話をしましたが、南島の中でもとっても大好きな街です。

ですが、どうしても南島ツアーの王道である、テカポ、Mt.クック、クイーンズタウン、ミルフォード・サウンドを優先。
そうしますと、日程に余裕がないと、ダニーデンまで行くことが難しいのです。

ですから、ダニーデンに行かせていただくツアー業務、正直に私も嬉しいのです。

そしていつも、ツアーも終盤、ダニーデンを出発、1日かけてオアマル、ティマルを経由してクライストチャーチまでの行程となります。
朝、ダニーデンでの朝食を済ませて出発、それから1時間後のこと。
私は何も事前説明することなく、右手にある何とはない駐車場にストップ。
「少し、歩いてビーチ行きましょう!」

そこに広がるは、モエラキ・ボルダー。

自然の神秘、不思議な景色が。
なぜに、こんなまんまるい岩がゴロゴロ?

このブログ写真でも、またネット上、ガイド本でもわかること。

でも、これだけは実際に来て観てもらわないと伝わらない!
南島のメインルートから外れた南の端っこ、冬ならもはやカチンコチンに冷たく寒い地の果て。。

そこまで行くから経験できる、観ることができるご褒美です。

忘れられないツアーがあります。
そのツアーはお天気にも恵まれ、王道ポイント、ダニーデンもしっかりお楽しみいただけたツアーの最終日。
友達同士の女性3人様。
いつも通り、ダニーデンを出発して、何気なくモエラキ・ボルダーにご案内しました。

その時、お一人がポロポロと涙を流され感動。。
言葉もなく、ビーチを散策されていました。

ツアーの終りに恒例の質問をさせていただきます。
「今回のツアーでは、どこが一番よろしかったですか?」
その女性が即答です。
「モエラキ・ボルダー!」

美しいテカポの星空も、世界遺産のミルフォードも押し退けて、「モエラキ・ボルダー」が。。

もちろん個人差がございます。
そして、個人差の他にもうひとつ左右する条件が。

その日、訪れる時間の『潮の満ち引き』
あまりにも満潮ですと、観ることができる岩の数も優雅さも激変。
干潮すぎると、ビーチは歩きやすいのですが、海の中の姿には欠けてしまいます。

一応私も潮汐を事前に調べてはいくのですが、こればかりはコントロールもできません。
ダニーデンから1時間ほどのドライブ時間も変更できるツアー材料もありません。

ですから、タイミングによって、違う皆さんの感想。
『こんな遠くまで来たのに、たいして良くなかったわ』
と思われる可能性もあるのです。

でも行ってみませんか?
きっと一生に一度になるかもしれない地の果てに。

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