私の愛読書を勝手気ままにご紹介するシリーズ、まだ12冊目。
まだまだ先長くあるので、静観しておくんなさいまし。
気持ちに余裕ある時に、お読み下さい。
このシリーズ登場としては珍しく、まだまだ新しい本です。
と、思っていたのですが、もう12年前の発刊!?
それでもベストセラー本なので、ご存知の方も多いはず。
またしっかり映画化もされたのでなおさらですね。
時代小説を愛してやまない私ですが、この小説はそれだけではありません。
ネタバレ最小に、大群の石田三成勢と泡沫ほどの成田長親勢の戦い。
アンチ・ジャイアンツ、そして弱くてもドラゴンズを愛するように…
弱者が強者に立ち向かうお話は大好物!
安易に長い物に巻かれることなく、自分の価値観を大切に生きる姿は私の見本。
かっこいいんです。
日頃の『でぐのぼう』姿から、『のぼうさま』と呼ばれる城主。
『能あるヨシタカは爪を隠す』といいます (ちょっと違う?笑)。
のぼうと言われながら、実は民から愛され、抜きん出た知恵者、限りない人望の持ち主です。
小説を読んでから、映画を観ました。
主役を演じる野村萬斎さん、とっても味のある成田長親でした。
お近くの書籍店には必ず並ぶ人気本です。
あっという間、一気に読破してしまうことでしょう。
なぜに冬のニュージーランドから、日本の時代小説をオススメしていることが不可思議(笑)
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