NZ帰国の途に…【その5】NZ入国手順説明付 ~動画消しちゃったからブログで~

-NZ旅行記

ニュージーランド時間、日曜日の午前8時
ほぼ定刻通りオークランド空港に着陸をします。

タラップに到着後、ほどなくして降機が始まります。
私もそれほど待つことなく、10時間のロングフライトを終えて飛行機を離れる。

ちなみにこの写真、私の前を歩いてタラップを進むおっちゃん。
先程まで搭乗していた飛行機のパイロットさん。

全員の安全な降機を確認してパイロットは飛行機を後にする…
そんなことはなく、搭乗者より早くさっさと歩を進めるパイロットです(笑)

そう、ここはニュージーランドなんだ。
もう日本ではない、南半球の冬を迎えた小国です。

さてここからはニュージーランド入国までを時系列でお話していきましょう。
それぞれの選択により AとBの場合に大きく分かれて時間が進みます。

降機後は人の流れに従って歩いていく。
そして見えて来るのは…

1、免税店内を通過

A、免税店で買い物をしていく
 免税店において洋酒やタバコなどを購入していく搭乗者もおられる。
ほとんどがNZ在住者ですね。

B、免税店には用がない。
はい、さっさと通過して先に進みましょう!
もちろん私は見向きもせず進む。

 

2、入国審査

A、自動化ゲートを通過成功
 成田空港での出国検査でも活用されています、JRの自動改札機みたいなの!?
パスポートのフォトページをゲート指定枠に提示。
前方上部のカメラに顔を向けてビッグスマイル!
本人確認です。
私は無事にゲートの扉が開き、1分もかからずに入国審査をパスしました。

B、自動化ゲートを通過できず、審査官の列に並ぶ
ビッグスマイルでカメラを見つめても一向にゲートが開かない…
たとえゲートの扉が開かなくとも、まったく焦らないで下さい!
このゲート通過ができない理由はわかりません。
ですが今回も多くの日本人がゲートでストップがかかっていました。
日本人だけでなく、Kiwiの多数がストップ。

はい、ゲート左手の入国審査官が待つ列に加わりましょうね。
「入国目的は?」「いつまでNZにいるの?」
このような質問がされるので、「サイトシーイング!」
そして帰国便のチケットを一緒に提示をすればスムーズに入国できます。

 

3、預け荷物受け取り

A、預け荷物をすべて受け取る
入国審査をパスして、短いエスカレーターを下る。
すると預け荷物受け取りのターンテーブルが並んでいます。
搭乗してきた便名(NZ90)のテーブルを見つけて荷物を待ちましょう。
今回も無事に2つのスーツケースが手元に届きました。
空港のカートに載せて先に進みます。

B、預け荷物が待てども最後まで来なかった…
ロストバッゲージ…
その可能性がないわけではありません。
日本出発便の場合は高いわけではないが、もしかしたら…
はい、そんな時はテーブル横にあるカウンターで申告!
成田空港チェックイン時に受け取ったタグを提示して…
「ノーラッゲージ…」とでも言えばわかってくれるはず。
後は焦らずにスタッフの指示に従って、書類の記入などを。

 

4、入国カードの確認 & 税関荷物検査

A、X-Rayレーンに進む指示を受ける。
ターンテーブルで受け取った荷物を運び進むと、テーブルに座るスタッフが待つ列が見えます(銭湯の番台みたいに少し高い位置から身構えている)。

列に並んで順番を待ち、「Next!」とか言われたら荷物と一緒に進みます。
機内で記入をした「入国カード」を提示します。
いつもニッコリと笑顔で挨拶をしますが、その効果はその後の結果に反映はしないようです…(泣)

「入国カード」裏の一番上にある質問、
「あなたは食べ物を持っていますか?」
持っていたら「Yes」に✔、持っていなければ「No」に✔

持っているのに隠して「No」に✔を絶対にしないで下さい。
バレたらその場でNZ$400(2022年5月現在)の即刻罰金です!
日本の空港でもらったミカンを忘れていて、「No」の申告で罰金を受けた留学生もいました。

「Yes」でも「No」でも「Any Food?」などとフランクに聞かれます。
持っていなかったら「No」や「Nothing」など簡単に答えて下さい。
持っているのなら、ある程度の持っている物を答えて下さい。
もちろん英語です。
ライス・スナック、チョッコレート…

この場合は、肉類や魚類の持込もあるのかを質問されます。

スタッフの後方に並ぶX-Ray(レントゲン)を指示されたら、直進して荷物のチェックを受けましょう!

 2022年5月末現在、コロナ禍でのNZ入国条件として入国後1週間内に 2度のコロナ抗 原検査(RAT)が必要です。
そのための検査キットがスタッフ横に山積み。
「これひとつ持っていってね!」
オークランド空港でのコロナ感染水際対策、これだけでした!

入国カードで記入したアドレスにメールが期日に2度届き、検査結果を記入して送信。
それだけです。

日本のコロナ水際対策とやら…
厳格?、特別?、非効率、非ぺーバーレス化…
もう やめておきましょうね。

 

B、スタッフに向かって右側に進む(レーン3など)よう指示を受ける。
はい、スタッフの判断により直接レントゲンの荷物確認を許されない。
税関職員のマンパワーによりスーツケースチェックがお待ちです!
やっぱり「レーン3!」というお達しを笑顔で受けた私です。

ほぼ毎回、今回も予想通りに私はこちらの指示を受けるのです。
スーツケースの一つがほぼ食料品なので、もう覚悟してます。
気合を入れて、恒例のフードバトルが始まるのです(笑)

税関職員のもとに到着をしたら、必ず言います。
「食料品はこのスーツだけに入ってます!」
これを言わなければ、すべてのスーツケースを開ける必要があります。

そうです!
成田空港でリパックした時、ひとつのスーツケースに食料品をまとめた意味。
まさしくここにあるのです。

ここからは日本のテレビ番組でよく観られる空港の光景が始まります。
税関職員の前でスーツケースを開き、一つ一つ食料品の内容を説明していきます。
もちろん英語で…

ただ誤解されることがあるのですが、このレーンに来るのが悪いわけではありません。
持込ができるかどうか自分で分からない場合は、スタッフの指示を仰ぐのがこの場。
もちろん持込禁止の品を故意に隠していたら、それはお叱りを受けたり別室行き、どっか連れていかれる?(笑)

ちゃんと申告をしてダメだったら破棄してもらうだけです。

私の場合は、必ずかつお節や削り節を大量に持ち込む。
今回も3袋!
「dried bonito」つまり、かつお節だよ、と説明します。
厳密にはサバだったりアジだったりするのですが、いづれにしても海の魚なので持込禁止ではない。
川魚類は加工品であっても絶対に没収される。
過去には鮭フリカケが没収された…

法律上OKでも、結局はスタッフそれぞれの判断次第なんです。
ここは運により大きく左右される、それがフードバトル!(笑)

今回は運よく何も没収や破棄されることはありませんでした。

スタッフによる検査をされていない残りの荷物は、レントゲン検査を受けます。

スタッフによる検査済荷物には、「チェック済!」のテープが張られるので、レントゲンのベルトに載せる必要はありません。

ただ食料品ではなくとも瓶が荷物内にあると、よくよくレントゲンでも引っ掛かり、その場で荷物を開き内容確認があります。
できる限り瓶類を持ち込まないように注意するのは、ここにあります。

こうしてレントゲンチェックをクリアすれば、晴れてニュージーランド入国ゲートが開くのです!!

あ~ もしかしたらこんなブログでも誰かの役に立つかもしれない…
そんなことを思えば、文章も長くなってしまいます。
お許し下さい。

次回ついに【最終回】、国際線ターミナルから国内線ターミナル移動など。
これが今回はとんでもなく大変だったんです…(泣)

【最終回】につづく

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