今までに何度と言っております。
私、塗装作業は嫌いです。
今までこなした塗装も満足した結果を得たことがありません。
そうなれば、見て見ぬふりのペンキ剥がれなどが至る所にあります。
例年なら、日本帰国やツアー業務などで本拠地にゆっくりすることも少ない。
ですが、今年はニュージーランド政府さんのお達しで、緩い軟禁状態です。
屋外の塗装作業は、お天気に大きく左右されます。
雨が続いたり、時々雨でも作業できない。
冬を過ぎて、初夏の日差しが続くこの季節。
いつもいないこの時期に軟禁されているのなら仕方がない…
今こそ作業しておかねば、そんな時間もすぐになくなってしまうし…
やりましょうかねぇぇ…(泣)
ガレージ兼スリープアウト(離れ)を覆う、屋根の軒部分。
その木材の塗装が剥がれ、黒く変色をした傷みも見られます。
強烈なニュージーランドの紫外線は、ペンキ塗装の経年劣化を増し増しにする。
適当な塗装はすぐに剥がれてくるんです。
仕方がない。
ハシゴを立てて作業です。
今までの塗装のお話通り、ペンキ塗装の時間など微々たるもの。
大半は塗装部分の下処理に時間を割かれます。
まずは、古いペンキと傷んだ木部を削り落とす。
この作業がほぼ90%なんです。
もちろん、青空の下での作業。
紫外線も強い日差しの中、頭上からペンキと木材の屑を被る。
できる限り吸いたくない。
できる限り眼の中に入れたくもない。
なぜなら、これを適当にしてしまうと、作業後が大変。
木屑やペンキのカスを大量に吸った結果、扁桃腺を腫らし発熱…
眼の中にいっぱい木屑などを入れ込んだ後は、しっかり真っ赤な充血をして難儀なんです…(泣)
頭上から降り注ぐ、紫外線と木屑&ペンキカスを避けようと思えば…
こんな写真の姿が出来上がるのです(笑)
暑いし、マスクで酸素吸入量も減少するのよ(泣)
古いペンキと傷んだ木部を削るために、電動サンダーの登場。
使いたくない電動工具の代表です。
今回は2種類をご用意!
まずは、ランダムサンダー!
専用の円形紙ヤスリを付け、円運動の振動により削っていく。
これが古いペンキ剥がしの主役。
ところがです。
ご想像下さい。
円運動で削っていけば、角っこにはどうしても削り残しができるんです。
仕方がなく角だけ手作業で擦るのも重労働。
そこで登場する2つめの電動サンダー。
ディテール・サンダー(直訳なら、詳細・サンダー)
形状はまさしく小さなアイロン。
アイロン状の尖った先を利用して、角っこもグイグイっと削ることができるのです。
では実際にハシゴから落下をしないように注意しての作業。
長くなったので、次回に続きます。
今回はなぜに電動サンダーにも色々あるのか…
その説明でございました。
そして
結局、自分でできるから、やっちゃうんだけど…
「塗装作業は嫌い!」
ってことでございます(笑)
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