満10歳! ニュージーランドの柴犬せん

その日の日記

柴犬のせんさんが満10歳を迎えました。
今年の日本は、海の日で祝日だったようです。
ニュージーランドは真冬が近し、平日の月曜。

10年かぁ~

散歩中たまに変なものを拾い食いするためなのか、お腹を壊す。
犬に噛まれて怪我をする。
そんなことはありましたが、大病をすることもなく10年。

生まれつき涙鼻管(るいびかん)に問題があるため、左目下が濡れています。
それを拭き拭きする毎日の10年でも。

この写真は、10年前まさしくオークランドからネイピアへ移動中。
つまり一緒に生活を始めた初日のせんでございます。
(この写真以外、掲載した写真は誕生日当日に撮影したものです。)

ネイピアに到着して、一応パピースクールにも通いました。
しつけ教室ですね。

ドッグトレーナーのおっちゃんが10匹以上の子犬とオーナーを草原で指導。
もう忘れることができない一場面があります。

オーナーたちから50メートルほど離れた子犬たち。
オーナーはそれぞれ一斉に飼い犬の名前を呼ぶ。

「○○~ Come here!!」

子犬たちは嬉しそうにオーナーのもとに疾走!
その中、柴犬せんだけが満面の笑みで、大声でせんを呼ぶ自分とはまったく違う方向目掛けて爆走!!!

まったくコントロール効かない柴犬せんさんでした。
結局トレーナーのおっちゃんから、
He has a strong character..

何度言ってもHeではなくSheの間違いを直さないじじい。
今思えば大した指導技術もなく、初めてのしつけであったろう柴犬にはお手上げ。

結果として、柴犬せんさんの最終学歴は「パピースクール中退」
それから10年、何も変わることなく頑固で、私の言葉などいつもどこ吹く風。

他の犬と楽しく遊ぶことなどなく、まず敵対的反応。
今まで一度たりとも群れることを良しともしない。
まぁ このへんの生き方に文句を言えるような私ではないけど…(笑)

犬社会ではそんなせんですが、人間に対してはさにあらず。
ニュージーランドでは、本当に稀少な柴犬。
過去10年間、見たこともない柴犬代表としてチヤホヤされ続けた。
ビューティフルやらゴージャスやらラブリーやら…
もう言われ慣れた柴犬は、すぐに満面の作り笑いでフレンドリーな仕草。

10年間、ほぼ毎日のように褒められると、他の犬には常に上から目線。
もうその性格を私も直しようがなく、仕方がなくオーナーとして引き留めて一応注意するそぶりしかない。

価値観や生き方も固まりつつある柴犬せん。
そしてきっと自分も…
この先も柴犬せんらしく生きていってくれたら、それで良い。

犬も人間も自由で、自分らしく生きるのは、本当に大変なことなんだ。

 

そうそう、最近少しせんにも変わったことがあります。
お肉ばかりだったお食事だったのに、お魚系もお好みになったようでございます。

柴犬せんも私も、そんなお年頃のようです(笑)
お刺身食べたい…

Happy 10th Birthday!

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