強い風にはまだ冷たさ残る土曜日。
夏間近な日差しの強さ。
遅咲きのサクラも美しく咲いています。
はい、今日は選挙に行きましょう。
先週にブログでお話、事前に届いた選挙カードを忘れず持参。
徒歩3分の小学校に向かいますしょう。
先に小学校が見えてくると、「VOTING」の置き看板があります。
「選挙会場」はこちら!の案内ですね。
ですが、人の姿もほぼありません。
それは、そうだ。
選挙本番は、1週間後の17日。
日本でいう「期日前投票」が今日。
投票に行ける時に、行っておこう!
それにしても日本の選挙とは違い、街頭演説もなく、選挙カーが大音量で走りまわることもありません。
いたって静か、日頃と違うのは各政党の看板が街中に観られるだけです。
各家庭のフェンスに取り付けてもらえるように、政党スタッフがお願いにまわるようです。
取り付けても、それは無料みたい。
投票所の小学校に到着です。
日頃は児童でいっぱいの賑やかな学校も、今日は静か。
飼われた鶏さんも寂しそうにしております。
オレンジ色の置き看板に従い進めば、投票所入口には案内役のおばちゃん。
そのおばちゃん(お姉さん?)からボールペン1本を受け取ります。
ここから先は撮影禁止の看板もあります。
そこから数人が座って待つ、選挙管理人のおっちゃんの前に。
ここで持参した投票カードを渡すと、選挙人名簿から私の名前を探す。
名前を聞かれて、最後の確認。
普通選挙の投票用紙と、国民投票の用紙を受け取る。
言われるがままに、記入用の机でチェックを入れていきます。
普通選挙の用紙には、政党と立候補者、各1つづつを選択。
そして国民投票用紙には、以前にもお話した通り、安楽死制度と大麻法制化について。
それぞれ、Yes or No を選んでチェックを入れます。
はい、これで記入は終わり。
投票用紙には、「fold once」の言葉と折れ線があります。
「fold」…
あら、久しぶりに見る単語だわ。
きっと「一度、折り畳め」ってこと…
投票所でも、「使って覚える英語!」でございます(笑)
こんな基礎単語の意味すらアヤフヤな日本人。
市民権すら持たない、永住者にもこうして投票の機会を実際にいただける。。
なんともありがたいことですね。
折り畳んだ2枚の投票用紙を、投票箱に落として完了!
こうして簡単にニュージーランドでの投票は終わりました。
「海外で永住する」
英語を流暢に話すことが海外永住を意味しない。
まったく流暢ではないのですが(笑)
投票所におもむく。
そんな行動こそ、海外永住を実感する時なんです。
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