愛読書 09 ~ 山口 瞳 著 「エッセイ 3冊」~

Yoshiの 愛読書

愛読書を勝手にご紹介しています、シリーズも第9回めになります。

今回は山口瞳さんです。

もうお亡くなりになって24年にもなるのですね。
ですが、私の人生ではずっと生き続ける作家さんです。

第5回で登場しました、開高健さんと同じく、壽屋(現サントリー)の宣伝部出身でいらっしゃる。
そして山口瞳さんの表紙絵の多くを描かれている有名極まりないイラストレーターの柳原良平さんも同じ壽屋のご出身。
私にとりましては、ウイスキーよりもこの3人さんを世に出してくれたことに感謝でいっぱいです。

今回、どの本を選ぼうかと書棚を眺めていますと、山口さんのエッセイは20冊以上が並んでいます。
たたずんでいたのですが…

無理なことでした。
山口瞳さんのエッセイ、全般ということでお願いいたします。

写真にある3冊、これがベスト3でもありませんが。
この3冊、平成ジャンプをしても、ずっと心に染み続けるエッセイ。

この3冊の発行日、すべて昭和でございます。
「迷惑旅行」なぞは、昭和56年。

平成を超えて令和の時代。
この本は古本で購入の覚えがない。。
ということは、38年も一緒に凄まじく動きまくった人生を一緒にしてきたわけです。
大切な本は処分なぞできる性格でもないようです(笑)

今回ブログ表題の3冊、「迷惑旅行」「温泉へ行こう」「草競馬流浪記」
この3冊の他にも、有名な「男性自身シリーズ」や「行きつけの店」もオススメ

開高健さんが私の人生で釣行記のベスト。
そして山口瞳さんは私にとって旅行記のベスト、昔も今も、そしてこれからも。

このお二人の巨頭、もちろん小説も多く書かれています。
すみません、やはり小説よりエッセイ。。

ですが、山口瞳さんの小説には私の大好きな1冊の名著があります。
これはまたいつかの機会に残しておきます(笑)

令和の時代に読む山口瞳さんのエッセイ
時の流れはまったく問題ではありません。
情報が古いことなど、何の意味もないこと。
そんなことを求めて読む本ではなく、登場する人々の生きざま、大切なこととは何かを感じる本です。

旅行記がひとりの人生に大きな影響を…
理解に苦しむかもしれません。
旅行記を通した人生の著。

また改めて読みたくなってきました。

山口さんの独特の文体にはいつも愛情が溢れています。
古本屋さんで見かけましたら、是非手に取ってみて下さい。

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