すみません、先に言っておきます。
今回のブログ、一切役立つ情報ありません、感動もしません。
もちろん、人生も変わることはありません(笑)
時は少しさかのぼり、場所は無茶苦茶さかのぼります。
10日ほど前、新大阪駅そばのコンビニ。
もうすぐ日本を離れ、ニュージーランド帰国直前。
何かニュージーランドに持って帰るもんはないかいな?
そんな中で目につきました。
「酢だこさん太郎」
昔は1枚10円でよく駄菓子屋で食べたわ!あら、懐かしやぁ~
何となく、裏の原材料名を見ていると。。
魚肉のすり身、イカ粉…
ん? ん?
これ、もしかしたら超簡単にニュージーランドに持ち帰ることができて、釣り餌になるんちゃうん?
とんでも軽いぞ!
うずうずうず、頭ン中はネイピアの岩がゴツゴツしたいつもの釣り場。
ということで、
「酢だこさん太郎」と「蒲焼さん太郎」
ニュージーランド税関チェックをすり抜けて、じゃない、何も悪いことしてない。
持ち帰り、そして今日ついに実験君です!
釣場は、車で10分。
もう12年前、このネイピアで専門学校生だった当時から知った場所。
釣り方は、もう「酢だこさん太郎」見た時から、思い浮かんでおりました。
「ブラクリ」です。
そんな難しいことも何もない。超原始的な釣り方。
写真のように、赤いオモリの先に針がついております。
針に小指の爪サイズにちぎったエサをつけて、足元の岩と岩の間や岩陰や海藻の陰などにひょいと落とします。
そしてそろりそろりと上下に動かし、ゆ~ら、ゆ~らとエサを動かし、しばし待て。
ここからあなたの想像力要。
岩の陰に隠れたお魚さんの目の前に、ゆらゆらする「酢だこさん太郎」の細切れ
お魚さん
「何やこれ!? こんなんこのニュージーランドの海で見たことないやん!」
「ちょっと舐めてみたろ! ん、甘酸っぱぁい!美味でない?いつもの薄味のイカさんとかと全然違うし~!」
「お~、我慢できん、喰らったろ!」
「ガブ!あぁっ、やゃやられた~!!」
という、日本とニュージーランドをグローバルに生きるYoshiの頭には世界を変えるヒラメキが!!
そして時は来ました。
いつもはエサを付けることで臭くなる指先。
今日は違うぞ、いつもは絶対にしない、少し指先を舐めてしまう。甘酸っぱくて美味しい!
魚より先にエサを食べつくしそうな欲望、必死で抑制しながらの釣り、生まれて初めての釣り。
やりました~!!
ニュージーランドの海で、「酢だこさん太郎」をエサに、
結構大きなベラが釣れました~
まぁ、嬉しや(笑)(笑)
アホや、バカじゃないのぉ~ と今、そこで思っているあなた。
正解です(笑)
ちなみに、「酢だこさん太郎」と「蒲焼さん太郎」。実験君の結果です。
噛み応えがあり、香りが何となくニンニクぽい「蒲焼さん太郎」より、少しねっとりしていて甘め強い「酢だこさん太郎」の方がニュージーランドのお魚さんはお好みのようです。
よくよくちっちゃいお魚さんもつっつきにやってまいりました。
釣りエサの味を釣り人が解説できるのも画期的じゃないですか!
これで次回帰国時より、「酢だこさん太郎」買い占めてニュージーランド帰国は決定です。
こんなに重量を気にしなくて軽い貴重な物はないぞ!
でもオークランド空港税関で、こんないっぱいの「酢だこさん太郎」をどうするんだ?売るんじゃないんだろうな~」
と、疑われたら、「釣りエサにします!」といっても信じてもらえず、別室に連行されたらどうしよう…
みなさん、ニュージーランドへのお土産に「酢だこさん太郎」もらったら無茶苦茶喜ぶアホがここにいます(笑)
ベラさん、小麦粉まぶしてムニエル風にしていただきました!
おいしかったです!
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