振り返ろうじゃん、東京支店赴任 その1

人生を振り返る忘備録

この『振り返る』シリーズ、誰が読んでくれるのでしょうか?
読んで意味わかる人は、あなたとあなた… そのぐらい。
ほぼほぼ自分のために書き残しているだけ。。
いつの日か、記憶不鮮明の老人Yが人生の淵で読み、おお~、うぐっ、…
まぁ、いいか! このシリーズ、他より時間かかるけど、実は書いていて楽しいし(笑)

長く、辛く、楽しく、そして人生においても大切な時間が終わりました。
新入社員研修から居残り、製造工場での過酷な勤務から、一転して営業職。
東京支店に赴任です。

そして会社への初出勤前に、新しい住処へお引越し。
この時点ですでに人生10回目ほどの引っ越し、もう慣れたもの。
でもこの先まだ15回ほどの引っ越しを経験することになるとは、この時のYはまだ知りません(笑)

さて、新居は会社の社宅、関東初の生活が始まります。
社宅があるのは、東京都ではありません。
東京都から江戸川を渡ってすぐ、千葉県浦安市。
最寄りの駅は、JR京葉線『舞浜駅』。

舞浜です、はい、みなさまの脳裏にはシンデレラ城が浮かんでいますか?(笑)
そうなんです、東京ディズニーランドまでバスで10分。
何とも羨ましい住宅事情?
ん~、実際に浦安に住んでみて。
浦安市はお金持ち!税金やバス代が安い!
浦安の花火大会は、とんでもなく贅沢で、もうお腹いっぱいにまで打ち上げてくれます。

ですが。。
ディズニーランドを楽しむような余裕、遅れて配属された新入社員にはございません。
毎朝、改札を抜けお城方向に満面の笑みで歩く幸福の集団を掻き分け進む。
慣れないスーツとネクタイの新入社員は、笑顔のかけらもなく改札を通り、東京駅手前の八丁堀駅に向かうのでした。

こうしてあれほど嫌った東京での社会人生活が始まるのです(泣)

当時の東京支店、1階がコンビニの上、決して大きくもない事務所です。
(現在は、超立派な駅ビルにあるようでございますよ。)

もうすでに製造工場での勤務状況は、上司にも伝わっております。
何とも新入社員らしくない遅れた配属です。

さて、営業に行こうぞ!
と、けっこう意識高めに出勤したことを少しの緊張とともに覚えています。

簡単な朝礼での紹介をされました。
ですが、すでに半年以上前の『配属挨拶』でお会いしておりますが。。
その中には、酒が飲めなかった私に怒り、椅子を投げた先輩も相変わらずのコワモテでございます…

当時、営業1課と2課が存在。
さて、わたしはどっち?
ですが、なぜか私の新しい名刺には1課とも2課とも書かれていない。。

1課の優しい課長さんから、
「まぁ、しばらく営業行かなくてもいいから、製造工場にお願いしてもさっぱり図面が描かれないから、依頼前に書き上げて!」
なんと、時はバブル末期、とんでもなく忙しく全国から製造工場には見積依頼が集中、製造工場側も見積りに必須の溜まりに溜まった図面を描くことができない状態。
これは以前の「振り返る」シリーズでも語っております。
わたしが抜けて、その状況は余計に悪化が予想されておりました。

お願いしても図面ができず見積りも返ってこないなら、すでに出来上がった図面を付けて製造工場に見積り依頼をしよう。
『もう製図してあるから、すぐに製造見積りして!作戦』
製図ができる新入社員使って、何とも卑怯な!(笑)

人生で初めてと言っていいほどに迷い、製造工場勤務を離れ、東京支店での営業職を選択した自分。
その自分が東京支店での初業務は、また製図業務でした…
なぜに??

こうして、1課、2課の先輩方が営業に向かう中、営業マンであるはずの私は事務所に残り、図面描き…
しばらくまたまたドラフターに向かい、黙々と溜まった製図業務をこなす毎日が続きます。。。

それにしても2課の課長さん、さっぱり話しかけてくれもせず、いつも怖い顔、というか、何かふてくされてないかい?
まぁ、この課長さん、後々に自分にも深~く関係してまいります。。

『その2』につづく

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