ニュージーランドでの 自動車免許更新

その日の日記

いわゆる日本で言うなら、「2種免許」の更新です。
日本でタクシーに乗れば助手席前にドライバーさんの写真があります。
あれと同じ、運転を業務とするためには、2種免許が必要。

ニュージーランドでも効力は同じ、こちらでは「P エンドースメント」という名前になります。
P = Passenger 乗客の意味です。
これがなければ、ニュージーランド国内においてツアードライバー業務ができません。
もちろんワイナリーツアーでさえ、催行はできません。

ニュージーランドの普通免許更新は、10年に一度。
ですが、この「P エンドースメント」の更新は5年に一度。
「P」を更新すれば、自動的に普通免許も更新されます。

この更新には、決められた健康診断の提出が必須。

ということで、久しぶりにGP(かかりつけの診療所のようなものです。)で健康診断。
ドイツ出身のドクター・マイケルに会うのも、きっと10年ぶり。
私のホーム・ドクター(かかりつけ医)であったマイケル。
途中なぜか会ったこともないドクターに変更されていました。
今日、改めてドクター・マイケルにかかりつけ医の登録変更です。
関係ないけど、年上のよいおっちゃん医師が、ピンクのズボンって(笑)

マイケルもドイツからの移民。
お互いに移民ということもあり、気楽。
健康診断といっても、レントゲンも血液検査、聴診さえもありません。

問診、そして簡単な視力検査。
視力検査で引っかかると難儀なので、午前中から遠くの緑を眺める努力をしてきました(笑)
その甲斐あって、問題なくクリア、これが一番ホッとした瞬間です。

その健康診断表を持参して、免許更新のために向かうは「AA
黄色に黒字の看板が目印。
日本のJAFに該当するであろう機関。
ニュージーランド国内の主要各地に点在します。

自動者免許取得、免許更新、各種保険などを取り扱います。
日本の免許センターのように大規模でありません。

コンビニほどの広さのAA。
ですが、いつも人が列を成している忙しさ。

現在は日本の免許を簡単にニュージーランド免許へ書き換えることもできます。
ですが、ひと昔前はそれもできず、ペーパーテスト(もちろん英語)やドライビングテストを受ける必要がありました。
自分にとって10年前までは、普通免許、大型免許、そしてPエンドースメントのテストなどを受けた所。
AAにはつらくイヤな思い出がいっぱいです。
英語もままならず、銀行や郵便局と同じく行きたくない所でした。

いつも忙しいAA、そこで働く窓口おばちゃんは、疲れている。
愛想も悪ければ、下手すれば機嫌もよろしくない。
だから余計にイヤ~なAAでした。

はい、今日の担当おばちゃんも、間違いなく忙しい仕事がイヤそう。。
でもこのPエンドースメントの更新制度、5年に一度となれば変更点があって当然。
法律さえ3カ月もすれば簡単に変わる国。
注意していないと、更新できず面倒なことになるかも…

今回も知らずにPエンドースメントが2つに分かれているではないですか。。
5年前はそんなことはなかった。
Small P」 と 「Large P
small は、普通自動車用、たとえばタクシーなど。
Largeは、大型自動車用、バス運転がこれにあたります。

自分は、運よく大型免許も持っているので、両方のPを申し込めるようです。

こうして面倒くさそうに申込書をチェックするおばちゃん。
問題もなさそうで、最後に免許の写真撮影。

「はい、少し笑って」
パチ!じっと出来上がりの写真を見るおばちゃん。。

「ん~ フラッシュがメガネで光るから、メガネ外して~」

この一言で、今後5年間は免許の顔写真、メガネで不細工さを誤魔化すことができないこと、確定です…(泣)
せっかく、バリカン散髪を1カ月も我慢して、髪の伸びたお坊さんぐらいにしてのぞんだ免許更新。

こうして努力は無駄となった免許更新でした。
このライセンスがなければ、コロナ騒動による入国制限が解除されても、ニュージーランドでツアー業務ができません。
なので、今年になってずっと念頭にあった、重要な仕事でした。

2週間後ぐらいには、新しい免許が届くはずです。。
hopefully…

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント