第28話 ニュージー専門留学 最終テスト前

Yoshiの 留学 体験記 〈 完 〉

年も押し詰まってきました。
ネイピアのポリテクニック(国立高等専門機関)EITに留学。
最短1年で修了資格を獲得できるコース。
Deploma of Recreation & Sport

2月の入学当初、クラスには36名の学生が在籍。
そして10月後半ともなれば、クラスメートも15名ほどしかいません。

生き残りの中には、留学生3人組も必死でしがみついています。
日本人のもっとも英語できない人。
台湾人で妹のようであり喧嘩相手のチー
(チーの写真って、探してもないんだけど問題なし。いつでも会える 笑)
元バレリーナで2歳年下ながら、スキンヘッドのロシア人、オレグ。

ここまで三者三様の性格と強みを活かし、ここまできたら最短の1年で修了すべく協力する毎日。

学校の授業に参加する目的はここまできたら、テスト内容の情報を少しでもゲットすること!
これしかない、講師が少しでも口を滑らせるのではないか…
どこかにヒントはないのか…
じっと集中して講義に聞き入ります。

知らぬ間に英語なんて全部わからずとも、恥ずかしくもない。
もうguess guess guess!!
つまり、推測の連続で乗り切る。
言い換えれば、適当です(笑)

でも結局、大人になってからの英語なんてそんなもの…
また、そのお話はまとめてエピローグでしましょうね。

授業も終われば、そのまま図書館へ。
図書館の閉館時間ギリギリまで机に向かうかパソコン前にいるか…

最終テスト前の図書館、1歩中に入れば、雰囲気が違う。
重たい、ピリピリしてる、いつも以上の静寂…

といいましても、わたしは、この時にはすでにテスト慣れをしている。
日本で大学、専門学校2つ、そして国家試験の経験まである身。
またテストなのね、もうこんな学生人生も終わりにしたい。
小学校、中学校、高校、大学、専門学校3年&専門学校3年、語学学校1年。
そしてEITで1年。

合計してみれば、24年目の学生生活ではないか~(笑)
大学を卒業してからの8年にも及ぶ学生、ただすべて働きながらの勤労学生。
EITの1年は、日本の整骨院を経営しながらの学生生活でした。

何とも経験多すぎる自分に比較して、台湾人の若いチーには重たすぎるプレッシャーです。
ストレスも相当なものだったのでしょう。
静かな図書館内、隣の席で勉強をしているチー様。
突然立ち上がるや、その場で号泣しだすではないか~

そりゃ、若い学生が突然泣き出したら、視線は彼女に!
と、思いきや、何か冷たく刺すような多くの視線は隣の自分に!?

こらこら、あたしゃ無実だ!
なんも彼女にしとらんぞ!

たまらず彼女を引っ張り、図書館の外に。
彼女が一言、「I’m so stressful!」
それだけかい!

まぁ、そんな様子を、大丈夫なのかどうかロシア人のオレグも笑ってみてる。

今となってはよい思い出!
でもその時はただただ必死です。

図書館が閉館後も、寝る時間をギリギリまで削り帰宅後も勉強!
1日、およそ16時間は勉強していました。
人生でもっとも勉強をしていた時代。
って、すでに30代後半(泣)

きっと高校時代にこれほど勉強していたのなら、間違いなく東大いってた(笑)

こうして学生も最後が近づけば、楽しいものではなくつらいことが多くなる。

さぁ、専門課程留学も大詰めです!
次回は、とうとう最終回です。
最終回後に、エピローグ記してまとめたいから、留学体験記も残り2回です。

お楽しみに~
(誰も待ってないわな… よいよい 笑)

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