第9話 ニュージーランド留学 面接テスト受験 編

Yoshiの 留学 体験記 〈 完 〉

お久しぶりの「ニュージーランド留学」シリーズ。
第8話において、ネイピアのポリテク(国立高等教育機関)、EITEastern Institute of Technology)での面接を受けることになりました。

面接日前日、ウェリントンからの長距離バス、インターシティで5時間の長旅です。
初めてネイピアという地を訪れます。
とても良いお天気、そして海も綺麗な街。

お泊りは、YHA Napier でした。
この頃から(もう12年前…)YHAのヘビーユーザだったようです。
5分前にYHA Rotorua をツアー催行のために予約したばかり。
さっぱり豪華ホテルに成長などはないようです(笑)

YHAの受付のおばちゃんがやたらと陽気。
「どっから来たん?(もち英語)」
「ウェリントン」

「旅行?」
「いいや、明日EIT入学のための面接受けるのよ~」

「おお~ あんた、頑張りや!!」
「は~い」

こんな感じでおばちゃんノリノリ、本人はいたってノンキ。
古くて狭いお部屋で就寝です。

さて、どうやってEITまで行ったのか、記憶にございません。
きっとバスに乗っていったはず、性格上、ちゃんと調べて行ったのでしょう。

EITも初めて!
なんと綺麗な学校!(ちょい感動。。)
大学みたい、カラフルな校舎!なんなん、この図書館!すっごい!

行かなくてはいけない留学生オフィスに行く前に、なんだかひとり楽しんでおりました。
緊張などまったくございません。
性格もありますが、それよりもこの時点で、入学しなくてはいけない、合格しなくては、などは皆無。

まさしく、前話よろしく、流れに身を任せてここまで来てしまいました。
語学留学の終わりもすぐそこ、来年のことすら、どうするべきかも本人わかっていません。
まぁ、落ちてもいい経験!

こんなことは一生ない、英語で入学面接試験を受けるなんて。

いざ、行こまいか!

留学生オフィスに待っていたスタッフは、優しそうなおばちゃん方々がいっぱい。
今回の面接担当者で、スポーツコースの教員を呼んでいただきます。

そこに現れたのは、優しそうなブルース・ウィルス風・スキンヘッドのおっちゃん。
簡単な挨拶をした後、
「座って話すより、学校を歩きながら話そうや(ここからすべてもち英語)」

ということで歩きながら、日本での学歴(何を勉強してきたのか)、職歴(どんな仕事?)をお話。
一緒に図書館、スポーツコースの校舎をまわり、体育館に。

ウェリントンの学校には、体育館もジムもなかったのに比べ、とっても立派な体育館、そして館内に専用ジム。
スカッシュコート(写真)やエアロビ・スタジオもあるぞ!

そして館内に大きなサンドウィッチでおなじみ、「サブウェイ」があります。
ここでごちそうになったことをよくよく覚えています。

2人座ってサンドウィッチを頬張りながら、途中から面接であったことすら忘れてお話していました。

あっという間に1時間、2人で留学生オフィスに戻ります。

「Yoshi、合格だから、後の手続きをよろしくね~」
とオフィス・スタッフに言い残し、消えていきました。

ん~ ん? あれ、あら? 合格? どうしよ?
人生動いちゃった? 決まり?

まさしく、おどおどしてると、スタッフみんなが喜んでくれてはる!?
次々とスタッフが現れて、握手とハグ攻め。
「Yoshi、おめでとう!やったわね~!」

後々聞いてわかったことですが、他校の語学学校生(EITにも付属語学コースがしっかりあります。)が面接を受けて入学というパターンはあまりなかったそうです。

こうして、優しいブルース・ウィルスこと「ジョン」には先生と生徒として。
留学オフィススタッフの「ヘレン、クリス、ジュリーなどなど」とはこれから長~いお付き合いに。

もう、これは語学留学終了後、専門学校留学をするしかないわね。
なんとか日本側を収めるしか選択肢はなくなった。
迷うことは許されない、この流れよ…

残りの語学留学をウェリントンで終わらそう。
担任のジェスにも報告しないとね。

また長距離バスに5時間揺られて、なんとなく宙に浮いた落ち着きない気分のまま帰るのでした。

つづくみたい(笑)

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