豪雨で倒壊のフェンスを 再建 #1 「決断」

ニュージーランドでDIY

歴史的豪雨から2週間を経過したネイピア。
落ち着きは取り戻したように見えても、まだ被災の爪あとが至る所に観られる。

我が家も小さな被害を被りました。
激しい水厚によりブロック塀の1/3が倒壊。

倒れたブロック塀がまだ引かない水の中に沈んでいる時から考えていました。
さてさて、これをどうしてくれよう?
そのうちに水も引き、倒れたフェンスを確認。

人力ではまったく動かすことすらできない重量。
しばらくは倒れたままにしておき、再び考える…

いづれにしても倒れたままにしておくわけにはいかない。
(現在でも倒れたままのフェンスは街中に多く観られるのですが 笑)

また同じような膝上ほどの高さしかないブロック塀を再構築するか…
壊れた塀の中身を確認すると…

きっと何代か前のオーナーさんが、当時は当然であったろう赤レンガを積んで製作。
そしておそらく前オーナー(けっこういい加減?)が経年劣化したレンガ塀の上からモルタルで固める。
そして塗装を施して、家を売却した模様。。

古い赤レンガはオシャレながら、やはり脆い、耐久性も低い。
どうしても鉄筋などで強度を高めることができないから。

なら鉄筋を入れたコンクリートブロックを積んだらいいかぁ…
でもなぁブロック塀って、味気ない。

それなら木製フェンス、どうせ製作するならもっと高さのあるものを。。
ですがそれには大きな問題があるんです。
木製フェンスの製作するためには、支柱を何本か立てなければならない。
それには、縦横20cmの正方形、深さ70cmほどの穴が絶対必要!

だが、どう見ても穴の位置には分厚いコンクリートが敷かれている。
このコンクリートを壊して後、その下を穴掘りかぁ…

それは経験上、とんでもなくツライ、ほぼ刑罰のような作業が待ち受けている。

仕方がない、業者に見積りを取ってみます。

倒れたブロック塀を処理。
まだ立っているが、まったく耐久性に信用がない残りのブロック塀も取り除く。
支柱を立てる位置のブロックに穴を開ける。

上記内容の見積りの結果は、

消費税込みで、3,450ドル。。。
おいおい、塀を取り除いて、支柱を立てる部分のコンクリートを取り除くだけで…
およそ、26万円!!

コスパ悪すぎです、あまりにも高価…(泣)

やはりそうか…
また自分でやるしかないかぁ…
倒壊したフェンスも、まだ立っている残りのフェンスも取り除いて。
コンクリートはつって、高さ1.8メートル、長さ8メートルの木製フェンス製作。

コンクリートだけでこんな高価なら、フェンス屋さんに製作も注文したなら…
きっと、10,000ドルを超える、もしかしたら100万近く請求されそうだ。

それでも出来上がりは、間違いなく、自作とさほど変わりない。
もしかしたら自分で製作した方が、丁寧で綺麗かもね(笑)

もうニュージーランドでいくつの木製フェンスを製作してきたことでしょう。
大変で、ツラい作業なのはよ~く知っているけど。。
コツコツコツ また製作しなければならないんだなぁ。

ってことで、被災して10日後、フェンス製作を開始です(泣)

倒れたブロック塀と残った塀を、人力で運べるほどに切断と分解。
プロが使うような専用の道具などあるわけもない。
それなら持っている道具を使うしかない。

その非力さをカバーするものは何か?

我慢と根性!

これあるのみ!(笑)
まぁ 得意分野ではある。。

まずは、材木を経済的に購入からだなぁ。。
また始まりました。
毎日、2、3時間ほど、「全集中の呼吸!」で作業。
(もちろん、『鬼滅の刃』、ニュージーランドで上映されていません 笑)

嫌々、乗り気でなくとも、木製フェンス製作を決心する。
たったそれだけのことで、1話を費やしてしまいました…
あいすみません。。

#2 へ つづく

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