豪雨で倒壊のフェンスを 再建 #9 最終 「フェンス板 張り」

ニュージーランドでDIY

やっとここまできました!
豪雨で倒れたブロック塀…
その撤去、何よりも過酷だったブロック破壊…

すべての塗装を終え、支柱、レールを装着。
自宅前の道路に向けて顔向けです。
フェンス板を張り付けていく作業となりました。

前回のお話では5本の支柱に垂直、上中下の3本からなるレールを装着。
そのレール上に約80枚のフェンス板を縦に張っていきます。
今回は2層構造。

1層目は、約8cmの隙間を空けて順々に。
毎回毎回、8cmを測っていくのも面倒なこと。
なので事前に写真のようなT字状の定規を製作しておきました。
これを挟み込んでフェンス板を固定。

ただフェンス板もそれぞれ正確に垂直な正方形でもない。
それぞれ微妙に幅も違う…
板それぞれに小さな捻りや反りだってあります…

ですから、T定規を使えども毎回毎回、目分量で張っていくしかありません。
このへんはA型日本人の作業なので、結構時間をかけて揃えようと努力してしまう(笑)

そして以前にもお話をした通り、「木裏」と「木表」がある板。
1枚1枚確認をして、すべてのフェンス板は「木裏」を道路側に向けて張り付けていく…
1枚につき、6本の釘を打ち付ける…

もちろん、そのたびに「カァン!カアン!」
金属音を響かせながら、炎天下で頑張ります。

いつも通り防音の意味もあり、日本のラジオ放送を聴きながらの作業。
ですが、なかなかラジオを楽しませてはくれません。

近所のおばちゃん、おっちゃんがここぞと話しかけてくる。
やっとお披露目のフェンスを見て、みなさん褒めてくれはります。

「随分綺麗じゃない!素晴らしい出来栄え!」

「あなたはご近所の誇りよ!」
(って、大袈裟な 笑)

「お~ やっと出来上がりだな~」
(と、しっかり握手。ってなぜ?笑)

自転車で通りかかった中学生が大きな声で、
「Looking Gooood!」
(はい、ありがとさん!)

現在の自宅に転居をして1年。
きっと今までは、ただの怪しいアジア人の無口な男…
それがここぞとばかりに今までの経歴や仕事を聞かれたり…

1年してやっと隣人の日本人という認識が広がった今回の作業でした。

そんなこんなで1層目の40枚を貼り付け完了。
今の状態では、格子状、江戸時代の牢屋のようです。
このままでも、けっこう趣きがあってよいのですが、そうもいかない。

2層目のフェンス板を張り付けていきます。
8cmの隙間を隠していくように1層目のフェンス板に重ねて張る作業。
手の感覚もだいぶ失われてきたのですが、それでも出来る限りの垂直を目指す。
垂直だけでなく、2層目は全体の高さも出来る限り揃えていこう。

こうして約80枚のフェンス板、480本の釘打ちを完了。
向かって一番左側は自家用車の出入りがあるので、1層のみにして隙間を残しました。
通行人や車の往来を確認するのに、格子状のフェンスは最適。
製作していきながらの状況判断で、計画を変更です。

はい、ひとまず新たなフェンスは完成しました!
思いがけない豪雨被害を機会に、より良い物を。
きっと家の評価額も上昇!?
10,000ドル以上の作業をしてやったぞ。
(材料費の約700ドルのみで 笑)

クリスマスまであと1週間ですが。
巷は、すでにクリスマスではしゃいでおります。
落ち着きなく、あまり好ましくないこの時期。

クリスマス前に完成してよかった。
残り1週間で、付随する作業をこなす。

コロナの心配もほとんどなく、旅にでかける年末年始を迎えましょう。

ひとまず、お疲れさまでした。
しばらくフェンス作りは、ごめん被ります(笑)

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