愛読書 50 ~ 柏井 壽 著「鴨川食堂」

Yoshiの 愛読書

私の愛読書シリーズも、ついに50回目となりました。
勝手に目標としていた50回もクリアです!
はい、誰も褒めちゃくれませんが、自己満足の世界をひとり旅しております(笑)

メモリアルな今回の作品は、柏井壽(かしわい ひさし)さんの「鴨川食堂」。
楽しくサッサと読み進めることができる短編小説集です。

手元にある「鴨川食堂」シリーズの文庫本は5冊。
1冊目の「鴨川食堂」
2冊目から「鴨川食堂 おかわり」
3冊目から5冊目まで順に、「いつもの おまかせ はんなり」

その続編として「まんぷく もてなし」
この2冊がすでに発売済みのようですが、まだ購入できていない。
帰国できない日が続くと、このようなことも起きてしまいます(泣)

小説の内容は、京都の鴨川食堂を訪れるお客さんの「思い出の味」を探す探偵事務所。
元警察官で料理人の流と娘のこいしが、美味しい食事とともに謎解きもしていくお話。

短編ごとにひとつの料理名がテーマとなっています。
ハンバーグ、中華そば、カレーライス、おにぎり…

NHKではドラマ化もされていました。
萩原健一さんが渋くて暖かいお父さんを演じられていました。
もう演技を見ることができないのは残念です。

珍しくも、ドラマが原作を越えていたようにも思います。

もちろん小説も良い!
なにより私には日本グルメの登場が嬉しい。
食べたくて仕方がないものばかりが、美味しそうに描かれている。

どちらかと言えば、帰国難民の自分イジメ!(笑)
読まなければよいのに、観なければよいのに…
余計に料理小説、料理ドラマ、バラエティに依存して我慢する今です(泣)

「孤独のグルメ」
「深夜食堂」
「バナナマンのせっかくグルメ」
「サラメシ」
「秘密のケンミンショー」

ロックダウン生活には必ず起きる副作用。
体が重たいんだ。
ロックダウン、鎖国下の軟禁生活によるストレス発散は「食」に走る性(さが)。

日本帰国の日を目指し、「食いしろ作り」が目的の減量も待っています。
これをせずして日本帰国をすれば、ニュージーランド帰国時はもはや体重オーバーで搭乗拒否されそうに(笑)

美味しそうなグルメと、謎解き後の暖かい人間模様を一緒に楽しめる小説です。
読むだけなら体重増量もないので、安心してくださいまし!(笑)

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