前回の愛読書の著者も乃南アサさんでした。
「マエ持ち女二人組」シリーズをご紹介している時に気付きました。
なぜに「女刑事 音道貴子」シリーズがまだ?
乃南アサさんの代表作ではないでしょうか。
表題とした最初の一作、「凍える牙」から始まる傑作シリーズ。
連続の乃南さんとなりますが、忘れないうちに!です。
「凍える牙」
「鎖」上下
「風の墓碑銘(エピタフ)」上下
「嗤う闇」
「花散る頃の殺人」
「未練」
「女刑事 音道貴子」シリーズは今もこれだけでしょうか?
ニュージーランドの本棚にはこれらが並んでいます。
まさしく警察小説ではありますが、1冊目の「凍える牙」を読んでいただいたらわかります。
ただの警察小説ではないことを。
もう「凍える牙」は読みながら恐怖や悲しみも交えながら、音道刑事、そしてペアを組む刑事の2人を中心に、細かく人間性が描かれています。
そういえば誉田哲也さんの「ストロベリーナイト」シリーズでお馴染み、姫川玲子シリーズも好き。
ということは、警察小説はもちろんのこと、女刑事のお話が好みなのかもしれません(笑)
どうしても、女性刑事に恋する後輩刑事だったりの恋愛話がほどよく物語を暖かくしてくれるのが良いのでしょう。
犯人を追いかけるだけでは、どうしてもお話が重たくツライ気持ちになりますから。
ファンもずっと音道刑事の新作を待ち望んでいます。
きっと「凍える牙」を読めば、一気にすべてのシリーズを読み上げてしまうはず。
暑さも落ち着き、秋の夜長。
ぜひオススメです!
ニュージーランドは春ですが..(笑)
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