愛読書 27 ~ 大橋巨泉著「どうせ生きるなら」

巨泉さん　といっても、もう知らない方も多いのかもしれません。

クイズダービー、世界まるごとHowマッチなどなど、名司会者。
著書も数多く、時には国会議員であったことも。

そして多趣味でも知られている。
麻雀、ゴルフ、競馬…
趣味というのは失礼なほどに、それぞれに博学。
ゴルフはシングル。
馬主でもいらっしゃった。
他にも、メジャーリーグやアメリカンフットボールについても並々ならぬ知識をお持ち。
当然のように英語も達者…

いつ頃からでしょうか…
私はずっと巨泉さんの生き方が好きでした。
世界を拠点に生活をする。

日本、カナダ、オーストラリア、そしてニュージーランド…
北半球、南半球を動き、季節のよい場所で生きる。

昔から巨泉さんの著書も数多く読んできたのに、ここニュージーランドの本棚には1冊しかありません。
それが、「どうせ生きるなら」です。

この著書は2006年のもの。
2006年といえば、私が語学留学でニュージーランドに来た年。
14年前、その後、そのままニュージーランドに移住してしまうとは露知らず（笑）
この本を日本で購入し、ニュージーランドに持ち帰ったものです。

初めて読んだ時には、もう巨泉さんの生き方に憧れを感じながら読んだことを覚えています。
読んでいて、なんとも共感することが多かったことか。。

後に知ったことです。
巨泉が永住権を持つカナダ、オーストラリア、ニュージーランド。
そして日本、4か国それぞれに体調管理の意もおありだったのでしょう。
それぞれの国に、セラピストをお持ちでした。

人生とは不思議なもの…
2007年、ニュージーランドのオークランドにて、巨泉さんが私の前に。
セラピストとして、巨泉さんにお世話になりました。

とても短い期間でしたが、多くのことを学びました。
奥様の寿々子さんにも優しくしていただきました。

ここで多くのことを記すには、私の文章力では未熟すぎる。
語れば薄っぺらくなりそうで怖い、私の人生での財産でもある時です。
また書けると思った時に…

巨泉さんと一緒といえば失礼ですが、著書にもあります。
「一風変わった日本人」の巨泉さん、そして自分（笑）
巨泉さんの筋肉の状況を指先で感じながら、楽しく有意義なお話をさせていただいたこと。
今でも鮮明に覚えています…

「どうせ生きるなら」…
まさしく巨泉さんの生き方を、読んで感じてみてください。
巨泉さんのような生き方が出来たら…
いつもそう思っています。