引き続き ロックダウン生活のニュージーランド

ニュージーランド情報

昨日のブログまで3日間も、現実逃避したお話が続いてしまいました。
その罪悪感を払拭すべく、現況報告をいたしましょう。

まだまだ続いております。
8月17日に始まったロックダウン、都市封鎖。
オークランドは最高警戒レベルのレベル4。
オークランド以外のニュージーランド全土でレベル3。

レベル3、4ともにロックダウンであることには変わりありません。
その違いは、すでにお話をしています、こちらからどうぞ。

ロックダウンであろうとも、ネイピアの冬は穏やか。
不快指数はゼロ。
爽快指数が60ほどでしょうか。
寒さよりも暖かさを感じる冬の日差しです。

オークランドの新規感染者数も収束に向かっているようです。
8月28日に84人の新規感染者数を最高に、現在は30人を切るようになりました。

毎日の増減に喜んだり落胆したり…

ですが私はニッポン人。
ニュージーランドだけでなく、日本の感染状況も気になりニュースを追いかける毎日です。
日本では、学校や病院でクラスター発生。
大阪の1日新規感染者数が3,000人を越えた(泣)
東京の感染者数が少し落ち着いた?

日本の増減にも一喜一憂をするニュージーランド在住者です。

日本とニュージーランドの増減を同じように思ってしまう。
でもこれはあまりにも桁が違い過ぎるようで…
気になって調べてみてもさっぱり嬉しくないんだけど。
(数字の正確さに欠けることをお許し下さい。)

(今までの総コロナ感染者数)
日本 約 150万人
オーストラリア 約 5.5万人
ニュージーランド 約 3,700人

(今までのコロナによる総死亡者数)
日本 約 1.6万人
オーストラリア 約 1,000人
ニュージーランド 26人

経済規模が違うから、人口が違うから…
そんな条件の違いは簡単に吹き飛んでしまう結果です。
同じ土俵で増減を比較できる数字ではありません。

初期対応の失敗後、経済を動かしなら、ウィズ・コロナ社会。
結果、約1.6万人の方が亡くなった大国。

初期対応に成功後、厳格なロックダウンと鎖国政策しつつ、ゼロ・コロナ社会。
26人の方が亡くなった小国。

人口差解消に20倍をして、26人x20=520人…
ん…

こんな簡単な説明で済ませてしまったら怒られて当然。
何がプライオリティ…
何が正解…
それは私にもわかりません。

先日、オークランドで大きなニュースがありました。
ニュージーランド国内、コロナ検査陽性者は例外なく全員が強制隔離です。
自宅ではなく、政府が管理しているホテルに隔離されます。
「軽症者は自宅待機」そんなことは絶対にニュージーランドでは許されません。

ひとりの若いお兄ちゃん、陽性反応が確定して即ホテルに隔離。
ですが、無症状をよいことに警備を抜けてホテルから脱走。
結局自宅に向かって半日ほど逃亡するも逮捕、即隔離施設に戻されました。
隔離から逃亡した息子のお母さんは平謝りです。
これもゼロコロナを諦めない国の厳しい現状です。

それに対して、オークランド以外では身近にコロナ感染者が見つかっていない。
(ウェリントンで14人ほどの感染者をのぞいて)
明日はどうなるかわかりません。
もしかしたらネイピアで新規感染者が確認されるかも…
そうであっても、やはり危機感は薄いながらのロックダウン生活です。
ネイピアからは、400キロ先にあるオークランドの危機。
南島にとっては、違う島で起きているクラスターです。

危機感もなく、ロックダウンに慣れてくれば、色々緩んでくるんです。
ネイピアも元気に、街中の騒々しさも元にもどってきてしまっている(泣)

そういえば昨年4月、ロックダウン生活にも慣れた頃、こんな写真がSNSに投稿されました。
透明なフライパンのフタを、フェイスシールドに活用!(笑)

そして先月からのロックダウンにも飽きてきたのね!
SNSにはこんな写真が登場しております。
運転をするおっちゃん、特産品である綺麗なパウワ(大きなアワビ)の貝殻をマスクにして…

オークランドなら逮捕?
日本なら袋叩き、大炎上のSNS?
天気も穏やかネイピアなら、笑って許されるかも?(笑)

私もロックダウン生活に飽きている。
ここは日本人らしく、ポケモンのマスクでもする?
そんな勇気はないなぁ(笑)

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