愛読書 21 ~ 高嶋 哲夫 著「ミッドナイトイーグル」

Yoshiの 愛読書

気付けば今年も10日ほど。
ニュージーランドは新年より圧倒的にクリスマスを重視、基準として生きる国。
ですから、クリスマスまでもう5日しかありません。

夏のクリスマスは大好きなのですが、国をあげての大騒ぎを日本人は好きになれず…

そんな時こそ、読書で時の経つのを忘れたい。

という私は、何度目かなんてまったくわからない、『真田太平記』の世界にどっぷり浸かっております。
現実逃避をするために、時代さえ越える必要があるんです(笑)

さて、時代を越えずとも、現実味ない小説を今回はご紹介。
「ミッドナイトイーグル」。

この小説の評価は、賛否両論。
前回ご紹介の「犯人に告ぐ」とはまったく異なります。
こちらは、私も含めて世間の評価は素晴らしい!
ついでに映画も同じく良い感じ。

「ミッドナイトイーグル」は、小説も映画もさっぱりよろしくありません。

でも、そんなん気にせずに私は好きなんです。
なんとなく記憶に残る小説というものはあるものです。

お話の内容は北アルプスに墜落した米軍のステルス機を争って、侵入した北朝鮮軍と自衛隊の戦い。
そこに巻き込まれる主人公のカメラマン。

戦闘シーンと、二人の主人公にからむ人間模様…
命をかけて守るもの大切なもの…
国家、そして家族を思う気持ち…

映画の主役は、大沢たかおさんと吉田栄作さん。
どちらも好きな男優さん。
次の人生では、こんな道産子顔ではなく、大沢たかおさんのようなしょうゆ顔を希望させていただきます(笑)

でもやはり原作を映画は越えることはできていないように感じる。
結末もわたしは小説の方が好きです。
小説読んだら、結局映画も観たくなることは間違いないのですが…(笑)

年末年始の日本、移動時間もきっと増えてくることでしょう。
スマホを離れて、時に文庫本を手に旅するのもよいではないですか~。

それなら1冊といわず2冊目の本も準備を。
何の難しいこともなく、ドキドキ感、そして感動を素直に感じる時間。
そんな時間を、この本は約束してくれます。

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