気付けば今年も10日ほど。
ニュージーランドは新年より圧倒的にクリスマスを重視、基準として生きる国。
ですから、クリスマスまでもう5日しかありません。
夏のクリスマスは大好きなのですが、国をあげての大騒ぎを日本人は好きになれず…
そんな時こそ、読書で時の経つのを忘れたい。
という私は、何度目かなんてまったくわからない、『真田太平記』の世界にどっぷり浸かっております。
現実逃避をするために、時代さえ越える必要があるんです(笑)
さて、時代を越えずとも、現実味ない小説を今回はご紹介。
「ミッドナイトイーグル」。
この小説の評価は、賛否両論。
前回ご紹介の「犯人に告ぐ」とはまったく異なります。
こちらは、私も含めて世間の評価は素晴らしい!
ついでに映画も同じく良い感じ。
「ミッドナイトイーグル」は、小説も映画もさっぱりよろしくありません。
でも、そんなん気にせずに私は好きなんです。
なんとなく記憶に残る小説というものはあるものです。
お話の内容は北アルプスに墜落した米軍のステルス機を争って、侵入した北朝鮮軍と自衛隊の戦い。
そこに巻き込まれる主人公のカメラマン。
戦闘シーンと、二人の主人公にからむ人間模様…
命をかけて守るもの大切なもの…
国家、そして家族を思う気持ち…
映画の主役は、大沢たかおさんと吉田栄作さん。
どちらも好きな男優さん。
次の人生では、こんな道産子顔ではなく、大沢たかおさんのようなしょうゆ顔を希望させていただきます(笑)
でもやはり原作を映画は越えることはできていないように感じる。
結末もわたしは小説の方が好きです。
小説読んだら、結局映画も観たくなることは間違いないのですが…(笑)
年末年始の日本、移動時間もきっと増えてくることでしょう。
スマホを離れて、時に文庫本を手に旅するのもよいではないですか~。
それなら1冊といわず2冊目の本も準備を。
何の難しいこともなく、ドキドキ感、そして感動を素直に感じる時間。
そんな時間を、この本は約束してくれます。
コメント