何かを製作したり、家のリノベーションをすることは嫌いではない。
楽しいと思うことは少ないが、きっと好きなのでしょう。
だが、いくらこなしても塗装作業は好きになれません。
避けて通れるのなら、そうしていきたい…
だがもはや見て見ぬ振りをすることもできない状態に…
バスルームというのは、家においてもっとも湿気がこもる場所。
日本のようにユニットバスが主流ではないニュージーランドの住まい。
バスルームながら木材の壁やドアが多い。
木材というものは、基本的に水分をしっかり吸収するもの。
もちろん昨年の転居時には、バスルームの木部も塗装がされていました。
きっと家を売却するために、前所有者が直前に再塗装したもの。
昨年11月には塗装も結構綺麗でした。
それが1年もしないうちに、塗装が剥げてきたのです…
ペンキが剥げて、木材がむき出しとなれば、当然のごとく木は喜んで湿気を思う存分に吸い上げる…
それは困る…
木材が湿気を吸えば、形状は膨らみ形状も変わる。
その先にはカビさんが大発生してしまう。
ペンキが剥げてきた原因…
ペンキを塗装する前の下地処理ができていない。
つまり、ペンキと木材をくっつけるシーラーやプライマ―を塗っていない。
そしてペンキが安物で、湿気対策がされているバスルーム用ペンキ(キッチン用でも)でない…
ということで、今回は仕方がなくバスルームの再塗装となったのです。
まず最初にもっとも大変な作業が立ちはだかります。
古いペンキ剥がし…
ここで詳しく方法を言う必要はないのでしょうが、つまり大変なんだ。
きっつい!
マスクをしっかりと、防護サングラスをメガネの上に装着してマシン使って削りまくる!
削ってみればわかる、やはり下地処理もされていない。
ペンキだって、一番安いホワイトのペンキ…
バスルームの密閉された空間で、目の前もみえないほどのホコリと古いペンキカス。。
これだけで3日。
それを掃除するためにまる1日。
古いペンキをはがされた窓まわりやドアの木材は丸裸。
そんな状況でもシャワーはバスルームで浴びたい。
全身がホコリまみれなればなおさら。
結果として剥がした木部の上から、ビニールで毎日囲わねばならない。
古いペイントも剥がしたら、下地処理…
その前に、養生作業。
日本ではかわいいマスキングテープが売られています。
実際の作業となれば、かわいさなん何の必要もなく、ペンキが塗られてはいけない箇所すべてにテープで養生。
あ~ 塗装が終わったらすぐにはがされるテープの運命なのに。。
何度しても面倒…
だが、ここで手抜きをするかどうかで、出来上がりがまったく違うのは経験上知っている。
その経験とは、何度となく失敗を繰り返しているがため!(笑)
基本の塗装作業…
古いペンキ除去
養生作業
下地処理
ペイント
このうちペンキを塗る時間はきっと5%にもなりません。
何事も束の間の本番のために、準備がほとんどで大切なんですね。
作業を始めて5日目…
下地処理が終わり、一度目のペイントが終わっただけ。
あと2度のペイントが必要。。
やっぱり塗装作業は好きになれない…
日本でならプロのペンキ屋さんに注文すれば、それなりに素晴らしいバスルームも期待できます。
でもニュージーランドのペンキ屋さんに頼んでも、出来上がりはさほど自分と変わらず…
もしかしたら、私の方が…(笑)
費用だって、きっと3000ドルは必要…
日本円で25万円か…
結果、やはり、この国では自分でやるしかないわな……(泣)
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