時代小説好きです。
そして、池波正太郎さんの大ファンでもあります。
そんな私でも、やはり司馬遼太郎さんの歴史小説はいくつか読んでおります。
ですが、どうも私には司馬さんの小説は難しいんです。
足りない脳ミソではついていけない(笑)
時に、挫折をしてしまうことも。。
池波さんの誰もが読みやすく、親しみある小説とは違います。
でも、この小説は本当に好きなんです。
「坂の上の雲」
あまりにも有名すぎて、今さらに私の下手な紹介など必要もないかと思いますが…
明治時代を生きた、軍人である秋山好古と真之の兄弟、そして正岡子規。
この3人の人生を中心に描いた小説です。
戊辰戦争後の日本、特に日清と日露戦争を背景にお話は進みます。
このぐらいで十分ですね。
私はやはり、秋山真之さんの生きざまが好きです。
若い頃から自分自身の特性を理解し、将来を見据えます。
その冷静沈着、飛びぬけた分析力から海軍参謀として世に名を残すのです。
とても真似などできません。
でも、状況を的確に見据え、苦悩しながらも最良の作戦を組んでいく姿。
私はとても憧れてしまうのです。
自分自身のことを、
「要領が良すぎる、2流の人間」
と、言い切れる度量。
私自身が感じていることと重なります。
要領の良さは、子供の頃から感じていました。
違うのは、2流までもいかないこと(笑)
愛媛県松山市、「坂の上の雲ミュージアム」
初めて訪れてから、6年にもなってしまいました。
また1日をかけて、ゆっくり楽しみたいものです。
そんな日はきっと来ます。。
そうそう、忘れていました。
NHKでしっかりドラマ化されていました。
あのドラマも小説同様に素晴らしかったです。
何度も観ても飽きません。
でも観るたびに、思ってしまう。
「次の人生こそ、本木雅弘さんのように男前に生まれてきたい!」
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