ニュージーランドでキャンピングカー 1話『プロローグ 1』

ニュージーランドでキャンピングカー

新たなシリーズ『ニュージーランドでキャンピングカー』
始めてみましょう、この先にずっと続くのでしょうか?

ニュージーランド移住をしてから13年を過ぎています。
知識や経験として、キャンピングカーやそれ以上に豪華なモーターホームが気楽であることは知っていました。

ですが、やはりどこかで日本人的な感情でそれを傍観している自分がいました。

バックパッカーの若者がお金かけずにする旅にはいいな、自分もすればよかった。
リタイアしたkiwi、娯楽少なく自然多い、というより自然しかない国で生きていくには、もってこいだな!
キャンピングカーを超えてまさしく家、そんな豪華モーターホーム、とんでもなく高い、普通に1千万円越える非現実、よくわかりません。。

それにしても決して収入多いわけでもないのみ、キャンピングカーやモーターホームを持つkiwiが多い。
街でそんな車を見ない日はない。。
隣人の仲良きおじいちゃんが、奥さん亡くなってすぐに、豪華モーターホームを購入する。
決して豪華でもない家の庭には、家より綺麗なキャンパー・バンがドン!と置いてあるのは当たり前。

そんなニュージーランドに住む日本人も、キャンプ生活やキャンピングカー製作、それに車中泊が人気であることも知っています。
わたしも日本の動画でしっかり楽しんでいました。

ですが、世界一に物資溢れる日本でのお話。
まず簡単にもととなる適当な車がニュージーランドでは入手できない。
もしキャンピングカーに最適な車があっても、すでに走行距離は10万キロ、20万キロを超えている。
キャンピングカーでなくても、年式が10年を超えない車、この国では新車同様であり、恐ろしく高価。
思い切って新車購入?ニュージーランドで新車を購入するというのは、ほぼゼロに等しく、論外の費用が必要です。

憧れがあるも、目の前にする現実と、まだまだ自分の中に残存する日本人的価値観や感情を通して長年遠くから見ておりました。。
やはりどこかでそんなキャンピングカーを持つなんてことは贅沢なことでただの遊び、そんなことに恐縮する自分があったのは現実です。

よくよくブログにも登場しております、ニュージーランドでは滅多にいない柴犬。
柴犬『せん』も7歳となりました。

私は決して動物好きでもないのですが、人生で3匹目の犬です。
過去の2匹とは、残念ながら不本意な別れとなりました。

『せん』を飼いだした時に決めたこと、この犬が人生で最後の犬とする。
そして、『せん』の犬生を見届ける。
もしくは自分の人生を『せん』に見届けてもらう。
犬も人間も明日何があるかわかりません。

『せん』も7歳となると、子供時代より活動量も減りました。
ですが相変わらずずっとドライブ好き、運転席の横でスク!と立ちながら動く景観を見続けます。

あんなキャンピングカーでゆっくり『せん』も一緒に動けたらいいのにね~
この国では簡単にキャンピングカーをレンタルすることもできます。
残念ながらペットは禁止です(泣)

まぁ、リタイアしたらそれもいいな。
なんて思いながら、ひとつ気付くこと。
自分が早くにリタイアしても、この横で目をキラキラさせながらドライブする『せん』は、今のような元気さはない。。
そんなことがひっかかっておりました。

散歩に外車のHONDA FITで出かける。
いつもと違うところにでも行ってみようぞ。
と、少し通常より長く、違うビーチに向かい走ります。

20分ほどドライブし、人間のトイレタイム。
そこに公共トイレがあることは、ツアー業務上把握ずみ。

ようを済ましてみると、そこには数多くのキャンピングカー、モーターホームがパーキング。
そこは、ビーチそばの公共キャンピング場でした。

『プロローグ 2』に続く。

PS.
YouTubeにて配信中です。こちらも是非お楽しみ下さい。
「日本の元警察車両を キャンパーバン改造!?」

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント