『長崎の10月 2019』最終日

-日本旅行記

長崎3日目、夕方5時半長崎空港発の便にて、神戸空港に帰ります。

それまでの長崎をどう過ごすかに迷っていました。
ニュージーランドでは、世界遺産である軍艦島(端島)ツアーに参加する予定でいました。
ですが、この夏の台風の影響で、現在は島上陸ができずに、島の周遊クルーズのみとのこと。

現在は上陸も一部許可されたようですが、それならまたしっかり復活した時まで残そうと今回は回避。

なら、亀山社中記念館三菱造船所資料館ツアーもあります。

でも、この2日間で長崎くんちも含めて満喫、観光ポイント巡りにも少し疲れを感じつつ…
少しゆっくりと落ち着いて、思いを馳せたい気分も。。

なら温泉にでもゆっくり浸かりながら…

でも大江戸温泉って気分でもない。
調べてみると、長崎市内から車で30分ほどにある伊王島(橋かかってます)の日帰り温泉。
それも長崎駅から無料送迎バスあり、ただし予約が必要。

朝、直前ながら電話をしてみます。
『8時半発のバス、予約大丈夫ですか?ひとりです。』
『え~、ひとりならいけます。』

やっぱり始発なのに、人気なんだ~と思いながら、予約完了。

バス待ちの場所まで地図片手に。
ガソリンスタンドの斜め前ね、ってガソリンスタンドあるはずの場所は更地だけど…
でも、バス来たらわかるわな。と、温泉名の書いてあるバスを待ちます。

その前に長崎駅でうどんの朝食でもと向かいますが、残念ながらうどん屋さんもない。
仕方がないので、大手コンビニチェーンの『家族屋』でおにぎりとパンを購入、バス内で食べましょ!

時間前にバスを待ちます。バス停留所もない。
すると何も書かれていない白いマイクロバスが止まります。
そのバスには、おばちゃん、おじちゃん、お兄ちゃん、結構な人が挨拶もなくマイクロバスに吸い込まれる。
中からは、一人のおっちゃんがタバコ吸いながら降りてきます。
きっとこの人が元締めで、どこかの仕事場にみんな連れていかれるんやな!
と思っていたら、おっちゃんが自分に近づいてくる。。

「Yさん?乗って!」

え~、これ?温泉名ある観光バスじゃないん?

自分の名前を知られているということは、これなん?
と訳わからず乗り込むと、補助席まで使う満員状態。

わかってきました。
これ、伊王島のリゾートで働く人が乗るバス。
それに無料で同乗している、温泉に浸かり汚れた心を洗い流したい自分。。

ここで、「ひとりならいけます。」の意を実感…

車内は朝の出勤前特有の重~い雰囲気。
誰も話さない…
これではおにぎりやパンも食べられず、結果は朝食スキップ(泣)

伊王島に入ると、「Yさんは最後まで乗ってて」とアナウンス。
確かに無料で日帰り温泉到着!

当然のごとく、一番乗りのわたし。
何か少し罪悪感も感じそうですが、こんな生き方をしているとそれもなく、ただラッキー(笑)

さて、誰もいない貸切状態の温泉。
温泉は撮影禁止ですが、この展望露天風呂(クリックして下さい。)を2時間、貸切状態でした。

でもすぐそこに堤防見えるし人もいるけど、まあいいです。
聴こえるは静かな波の音、と思いきや、水上バイクの音とそれが引っ張るバナナボート上のキャ~という叫び声。。
まあいいです(笑)

それでも、お湯を出たり入ったり、足湯にしたりで、思い巡らせる贅沢な時間でした。

ここまできたら、ランチも付属のレストランで『贅沢御膳』。

これが1,700円なら、とってもお得だと思いませんか?
「ご飯も大盛ができます。」(見た目の思い込み感がヒシヒシ… 泣)
「はい、お願いします。」
ということで、てんこ盛り~(笑)

私には本当に贅沢な和食。
ひらご(ヒラマサの子)のお刺身が特にとても美味しかったです。
ごちそうさまでした。

帰りは同じマイクロバスに、同じ運転手の元締め!
今度は私ひとりを乗せて長崎駅に送っていただきました。

長崎駅前バスセンターから長崎空港行バス。
予定通りに長崎空港を出発、そして神戸空港を経て、ここは大阪です。

まだ長崎の観光ポイントを残してきました。
軍艦島(端島)、亀山社中記念館、三菱造船所資料館ツアー…

ですが、私はまた長崎に来るような気がしています。
それも長崎くんちに合わせて来てしまいそうです(笑)

これで、訪日外国人から長崎について質問されても大丈夫です。
そして今まで長崎からニュージーランドに来られたクライアントさんもいらっしゃいました。
これからは長崎についての話題についてもお話できます。
いつも通りに、経験値を積み上げました。。

今回はそれだけではない、とても忘れがたい旅。
長崎くんちを観覧できたように、私の人生での縁を大切に思い、そして感謝しかありません。

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