旅先で その12 最終日です…

-NZ旅行記

明日には、年末年始を過ごしたKapiti Coastを離れます。
滞在最終日、何をしなければならないかはわかっている。

クリスマスはお刺身!
大晦日はお刺身で!
お正月は豪華にお刺身の盛り合わせ~!

すべてを未遂に終わり、最後の目標は…
せめて滞在中にお刺身くださ~い!!

わたし、頑固なんです。
こうと決めたら、なかなか譲らない。

日本帰国前の減量中とはいえ、クリスマス前から今日までの10日以上、わたし、米を食べておりません。
お米はもちろん持参しているのですが、暖かいご飯とお味噌汁は、お刺身と一緒に!!
と、意味もなく決めてしまった…(泣)

大晦日もお正月もご飯食べてない日本人…
別にパンが好きとか、パスタあれば問題ないわ~的な日本人ではありません(笑)

まさしく、ご飯にお味噌汁、お付け物、それが最高な古い日本人でございます。
ここに美味しいお刺身があれば、もはや贅沢、ましてここは海外なんです…

早朝のお散歩をして海の確認をすることもなし。
今日はどんな状況でも釣りをするのだから、今までの反省踏まえた用意周到に。
そしてずっと時差ボケの柴犬せんをバンに乗せて、釣りポイントに。

15分もドライブすれば到着…
海の状況見た瞬間に、あ~、ダメだな…(泣)

先週、海の状況が良かった唯一の日には、砂浜に50m毎に釣竿が並んでおりました。

それがどうでしょう…
地元民はよくわかってる…
こんな海で釣れるわけないや~ん。。

見渡す先まで続く砂浜に釣り人は、自分ひとり…

♪ もともと特別なオンリー・ワン ♪
スマップよろしくこんな歌詞を口ずさむも、この場合のオンリー・ワンに含まれる意味はきっと違う…

なぜなら、今日はこの地に滞在する最終日だから。
なぜなら、無駄をわかっていても、やってみないことにはすまない性格だから。
なぜなら、変わってるから。

そんなところでしょうか(笑)
釣れない釣り人がよく言うフレーズ
「魚の気配すらない…」

こんな土色の水ん中は潮の流れが渦巻いてそうな…
お魚さんも沖に逃げてゆっくりしてますよね…

まぁ、なんの当たりなくとも、空は綺麗。
ニュージーランドにいると、つい空の写真を撮ってみたくなる。
きっと日本より透き通って綺麗なんだよ。

そんなことは関係なく楽しんでおられる、柴犬『せん』。
今回の最大な目的、せんの体と頭に刺激を!
これは達成したのではないですか?
聞いてみても、一生答えることがない、生意気なヤツ!(笑)

釣りを始めてから考えること。
『どのようにして、釣りを終えるか…』

終える勇気、どう引き出す?
どう終えるのが正解?
どう納得して笑顔で終える?

って、ことで、12時00分に強制終了!
ひとり会議で決定です。

あっという間に、チ~ン! とタイムオーバー(泣)

はい、終わり!
釣りも人生も諦めが肝心。
投げやりではなく、できるかぎりをして、覚悟を決めて、その時を迎える。
そんな撤退の仕方をいつも迎えることができる生き方であればいいのに。

なんてことも考える余裕がありすぎる釣りを終えて、明日離れるコテージにもどる。
コテージのオーナーと立ち話をして、
「また来るわな、快適だったし、犬も問題ないし…」
「お~、あんたなら歓迎だから、いつでもおいでや~」

いつもブログ書いていて思うのは、日本各地の方言が無茶苦茶に入り込む…

基本、日常はベースの関西弁を、標準語たるものに直して文字にするだけでも、よく間違えてしまう…
関西弁なら気軽に使う言葉も、標準語では誤解されるキツイ言葉に、知らず翻訳していたり…
きっと関西弁の持つエネルギーと、自由過ぎる軽薄な言葉の選択は、使う人が思う以上に強力なんだろうね。
気を付けねばなりませんが、つい楽しい時などは忘れてしまうのです…

と思ったのは、コテージ・オーナーが使う英語と、本拠地で使う英語が微妙に違う…
英語にも方言あるんよな。。。
そんなことが気になりながらの会話でした(笑)

ブログ的には、色々な所を転々とする旅の方が楽しい文章ができるはず。
でも、こんな滞在型の旅行もよいものです。

経験できること、それによって考えることや感じること…
これからの将来に思うこと…

きっと普通の旅行とは違うものが残るはず。

今回もブログをお読みいただき、ありがとうございました。
感謝という文字だけで、想いを十分に伝えることはできません。
顔を見て、お会いして、「ありがとう」の言葉をお渡しすることが一番なんでしょう。

さぁ、安全運転で300㎞を帰るぞ!

 

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント