旅先で その11 旅先と住処、その違い…

-NZ旅行記

1月3日、明後日にはこの地を離れ、地元にもどります。

この地方での良いフィッシング・ポイントを見つけることに1週間を要し。
反省を含めた釣りの準備をしたにも関わらず、その後は海の状況がよろしくない。
今日の海も残念ながら30点(泣)
今回のラストデーとなる明日に期待しましょう。

数少ない、ペット・フレンドリーアコモデーション(ペットOKな宿泊施設)を利用しながらの滞在。
今回の滞在は約2週間、もちろんコンピューター相手にお仕事をこなしながらではありますが。

キャンパー・バンもあるので、もっと北島を転々とする旅の選択もできるはず。
きっとそちらの方が楽しいかもしれない。

それでも年末年始の2週間を、詳しくもないKapiti Coast地方で滞在。
ツアー業務のための新しい知識や経験、アップデートだけなら2週間もいらない。

大きな目的には、居住地として、この地方を知ることがあるんです。

旅行と住むことは違う、それはよく言われることであり、きっと正解。
旅先としてではなく、住処として、ここはどうなのか?

もちろん、現在の本拠地であるHawkes Bay(ホークスベイ地方)からすぐに移動するわけではありません。
と、いうよりネイピア市内で転居したのは、2カ月前(笑)

でも将来を思えば、もっと都会に近い地を選択する必要があると思うことも。
これから10年先、今のように長距離ドライブを易々とできると思ってはいけない。
年々、見た目よりもはるかに早く老化していく視力(泣)
ニュージーランドにいると、紫外線の影響からか、とても眼は疲れやすくつらい。

そう考えると、年齢を重ねれば田舎へ、というより、私は年齢が行くほどに都会に近い方がよいのではないか…

ただニュージーランドで都会、と言っても日本よりも極端に選択肢は少ないんです。

圧倒的都会のオークランド。
首都、ウェリントン。
南島を代表するクライストチャーチ。

北にハミルトン、南にクイーンズタウン、ダニーデンもあるが現実的ではない。
それより南島は住むには寒すぎです!わたしには無理。。

北島のオークランド、ウェリントン。
どちらもすでに住んだ経験があるんです。

オークランドにまた住むかと言えば、絶対イヤ!(笑)
ウェリントンには住んでも良いかなと思っても、とても住宅価格を考えれば無理なこと。

そうなると、ウェリントンにほどほど近い地域という選択が考えられます、現実的~。

そしてここカピティ地方からは電車でウェリントンに行ける!
これは、とっても強み、ニュージーランドは電車の駅があることがほぼほぼ珍しいんです。

電車に1時間乗れば、首都ウェリントンに行けるこの地方。

旅先としてだけでなく、住処としてその地を知る。
そのためには、やはり少なくとも2週間は欲しい。

1週間では足りない…
先の1週間は慣れる、知っていく、それだけで過ぎていきます。

近くのスーパー、ホームセンター、銀行、郵便局、ガソリンスタンド…
そして人それぞれに必要となること。
わたしの場合は、好みとなりそうなカフェ。
フィッシング・スポット。。

そしてその地に住む住民の声を聞くことも大切!

旅するだけなら必要ないその地の知識。
はい、今回はしっかり知識をインプットしました~

こんな時間の使い方は、年に1回できたらよい方です。
なので、次回はいつになるのかわかりませんが、また違う地域に向かうかもしれません。

でもね、ニュージーランドは日本に比較して、圧倒的に選択肢が少ない。
選ぶ地も、選ぶ職業、遊ぶ方法、購買可能な商品…
何もかもが、選択肢が小さくなる。
それを理解しているのは、自分が日本人であり、日本の便利な社会を知っているからですね。

そして自分はきっと恵まれているんです。
ニュージーランドに住むことを許されて、日本も知っている。
今の年齢では、ニュージーランドでも日本でも働くことができます。

好きなカフェに行き、海が許せば釣りをしてダメなら本を読み…

そんなニュージーランドの田舎の生活を離れたくなったら、電車1時間で都会のウェリントンに。
ニュージーランドを離れたくなったら、ウェリントンから飛行機で3時間、大好きなオーストラリアのメルボルンに。
オセアニアの文化から離れたくなったら、日本で美味しい食事と贅沢な日々を堪能…

あ~ そんなことを考える年齢になってしまったんだなぁ~(笑)

そんな先の将来を考えることができるだけで、もう十分と考えないと、ダメなんでしょうね。
『足るを知る』ことが大切だとわかっていても、難しいんです…

もう、煩悩のかたまり。。
いいとこ取り、そればっかり考えてしまいます…

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント