1月3日、明後日にはこの地を離れ、地元にもどります。
この地方での良いフィッシング・ポイントを見つけることに1週間を要し。
反省を含めた釣りの準備をしたにも関わらず、その後は海の状況がよろしくない。
今日の海も残念ながら30点(泣)
今回のラストデーとなる明日に期待しましょう。
数少ない、ペット・フレンドリーアコモデーション(ペットOKな宿泊施設)を利用しながらの滞在。
今回の滞在は約2週間、もちろんコンピューター相手にお仕事をこなしながらではありますが。
キャンパー・バンもあるので、もっと北島を転々とする旅の選択もできるはず。
きっとそちらの方が楽しいかもしれない。
それでも年末年始の2週間を、詳しくもないKapiti Coast地方で滞在。
ツアー業務のための新しい知識や経験、アップデートだけなら2週間もいらない。
大きな目的には、居住地として、この地方を知ることがあるんです。
旅行と住むことは違う、それはよく言われることであり、きっと正解。
旅先としてではなく、住処として、ここはどうなのか?
もちろん、現在の本拠地であるHawkes Bay(ホークスベイ地方)からすぐに移動するわけではありません。
と、いうよりネイピア市内で転居したのは、2カ月前(笑)
でも将来を思えば、もっと都会に近い地を選択する必要があると思うことも。
これから10年先、今のように長距離ドライブを易々とできると思ってはいけない。
年々、見た目よりもはるかに早く老化していく視力(泣)
ニュージーランドにいると、紫外線の影響からか、とても眼は疲れやすくつらい。
そう考えると、年齢を重ねれば田舎へ、というより、私は年齢が行くほどに都会に近い方がよいのではないか…
ただニュージーランドで都会、と言っても日本よりも極端に選択肢は少ないんです。
圧倒的都会のオークランド。
首都、ウェリントン。
南島を代表するクライストチャーチ。
北にハミルトン、南にクイーンズタウン、ダニーデンもあるが現実的ではない。
それより南島は住むには寒すぎです!わたしには無理。。
北島のオークランド、ウェリントン。
どちらもすでに住んだ経験があるんです。
オークランドにまた住むかと言えば、絶対イヤ!(笑)
ウェリントンには住んでも良いかなと思っても、とても住宅価格を考えれば無理なこと。
そうなると、ウェリントンにほどほど近い地域という選択が考えられます、現実的~。
そしてここカピティ地方からは電車でウェリントンに行ける!
これは、とっても強み、ニュージーランドは電車の駅があることがほぼほぼ珍しいんです。
電車に1時間乗れば、首都ウェリントンに行けるこの地方。
旅先としてだけでなく、住処としてその地を知る。
そのためには、やはり少なくとも2週間は欲しい。
1週間では足りない…
先の1週間は慣れる、知っていく、それだけで過ぎていきます。
近くのスーパー、ホームセンター、銀行、郵便局、ガソリンスタンド…
そして人それぞれに必要となること。
わたしの場合は、好みとなりそうなカフェ。
フィッシング・スポット。。
そしてその地に住む住民の声を聞くことも大切!
旅するだけなら必要ないその地の知識。
はい、今回はしっかり知識をインプットしました~
こんな時間の使い方は、年に1回できたらよい方です。
なので、次回はいつになるのかわかりませんが、また違う地域に向かうかもしれません。
でもね、ニュージーランドは日本に比較して、圧倒的に選択肢が少ない。
選ぶ地も、選ぶ職業、遊ぶ方法、購買可能な商品…
何もかもが、選択肢が小さくなる。
それを理解しているのは、自分が日本人であり、日本の便利な社会を知っているからですね。
そして自分はきっと恵まれているんです。
ニュージーランドに住むことを許されて、日本も知っている。
今の年齢では、ニュージーランドでも日本でも働くことができます。
好きなカフェに行き、海が許せば釣りをしてダメなら本を読み…
そんなニュージーランドの田舎の生活を離れたくなったら、電車1時間で都会のウェリントンに。
ニュージーランドを離れたくなったら、ウェリントンから飛行機で3時間、大好きなオーストラリアのメルボルンに。
オセアニアの文化から離れたくなったら、日本で美味しい食事と贅沢な日々を堪能…
あ~ そんなことを考える年齢になってしまったんだなぁ~(笑)
そんな先の将来を考えることができるだけで、もう十分と考えないと、ダメなんでしょうね。
『足るを知る』ことが大切だとわかっていても、難しいんです…
もう、煩悩のかたまり。。
いいとこ取り、そればっかり考えてしまいます…
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