洪水のニュージー そして寒波の日本へ

- 日本帰国生活

ニュージーランドの最大都市、オークランド。
大都会を襲った豪雨と洪水被害…
日本でそれをニュースで知るとは、何か不思議な感じです。

この夏、ニュージーランド全域は雨が記録的に多いのです。
拠点とするネイピアも同様でした。
ほぼ暑さを感じることないまま、私の夏は終わりました。

日本と同じ島国のニュージーランド。
そして日本以上に自然と寄り添って生きる国です。
2020年10月にネイピアも襲われた洪水(写真)。
そして今回はオークランドが被害にあいました。

自然の営みは人工的なシステムを、時として簡単に越えてしまうことがあります。
まだこれからも雨の日が続く模様、大きな被害にならなければよいのですが。

オークランド空港のシステムも大混乱。
食料、飲料水、そしてトイレにさえ困る旅人が空港内に多くいるようです(写真は今の様子ではありません)。
たった5日前に旅立った空港が今はとんでもないことに…
私はただただその時に巡り合わなかっただけのこと。

そして日本は大雪の冬みたい。
成田空港から東京駅に移動後に乗車予定の深夜バスは大雪の影響でキャンセル!
それを知ったのは成田空港からバス移動をして到着した、午後8時半の東京駅バスセンターでした。
荷物をロッカーに預け、帰国最初の美味しい夕食にありつくはず…
そんな余裕は吹き飛んでしまった(泣)

バスセンタースタッフさんのアドバイスで、出発前の大阪行バスのドライバーに空席の有無を次々と聞いていきます。
ですが、そこは予想通りに満席続き…
3時間ほどバスセンター内を右往左往しながら確認し続けててもダメでした。

そのうち多くのスタッフさんたちが同情してくれて助けてくれます。
大きなスーツケースを引きずりながらの格闘。
プラスして同じように大阪行バスのキャンセルに合い、大阪への道を閉ざされた韓国から到着したばかりの学生さん2人も言葉さえ通じずに困り果てている。
はい、結果として私が英語でヘルプとなります。

そして午後11時半、大阪行を諦めてなんとか名古屋行バスに空席を見つけた。
ひとまず現金でドライバーさんに料金を支払いバスに乗車。
韓国のお二人もなぜか引き連れて同乗(笑)

なんでもよい、座って落ち着けただけで良かった…
少し眠ったような、そうでないような…

 

翌朝午前6時半、名古屋駅到着です。
いくらお安くとも、ここからバスを乗り継いで大阪に向かうほどの元気はない…

 

そうだった…
少し時間をもどして、オークランド空港から成田空港に向かった国際線のお話。
成田空港到着が1時間遅れて、私は12時間も機内にいたんだ。
オークランド空港を定時に出発はした…
なのに100メートルも離れていないのに、機内アナウンス。。
「故障個所修理のため、タラップに戻りまーす」
はぁい? で、そのまま1時間半待機。
空港離陸する前にもう映画1本観終わってたな(笑)
トム・クルーズは相変わらず元気だったさぁ

機内で5本映画を観てもたどり着かない成田空港…
長時間フライトの疲れなのか、映画見過ぎての疲労困憊だったのか?

そんなこともありぃの成田空港到着。
そして東京駅バスターミナルへ空港からやはりバス移動…
またまたバスで名古屋駅到着の翌朝です。

なんか負けたような気持ちもありつつ、贅沢にも新幹線に乗り込む。
通路挟んだ横の席には、USJを楽しみにしつつ疲労で虚ろな韓国のお2人もいらっしゃる。
2人は初めての日本…
流れ上、名古屋駅での新幹線チケット購入も新幹線乗車も私が添乗してしまった…
いつもながら、何をしてるのやら(笑)

 

こうして大阪に向かう新幹線ひかり。
もう安心さ!?
でもやけにゆっくり走る新幹線?

米原近くになれば、車窓からは大雪の景色。
ひかりさんはトロットロの徐行運転です。
どこが新幹線やねん!ってこの雪では仕方がないけど…

もう勘弁しておくんなさい(涙)

やっとのことで新大阪駅到着は、もうお昼前。
旅の道連れとなったお2人からは、お礼の温かいホッカイロをいただき、地下鉄改札前でお別れ。
極寒の中でもUSJを楽しんでおくれよ!

結果として、NZのネイピアを出発してから48時間の過酷な超長旅。
私は精魂尽き果て、泥のように眠る2日目の日本だったのです…

ここまでして帰国する母国ニッポン
私を暖かく迎えてくれることもない
なんか、とっても寒いんでないかい?

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