秋休み中の ニュージーランドは…

その日の日記

のどかなネイピアの秋。
雨も少なく、日中の気温は17、18度ほど。
kiwi(ニュージーランド人)はまだまだ半袖Tシャツで十分過ごせる毎日。
ですがアジア人には、風に肌寒さを感じることもあるので、薄い上着が必要です。
それほど体温と体感温度には違いがあります。

今週、そして来週はスクールホリデー期間。
秋休み中でございます。

小中高大、ポリテク、専門学校、どこもお休みの季節です。
保育園などは別ですが。

ニュージーランドは13歳以下の子供を家で一人にしておくことはできません。
法律上、反すれば罰せられる。
「鍵っ子」という言葉はこの国にあるのでしょうか…

小学校の入学が5歳。
なのでスクールホリデー中となれば、5歳以上13歳以下の子供を持つ親は対応せねばなりません。

もちろん日本でいう学童保育的機関もないわけでもありません。
ですが、利用する人が多数派であることはまずありません。

ならなら、両親(シングルマザー、ファーザーは別)のどちらかが子供のお世話をする必要があります。

「そんなん、仕事を休んだらいいやん!」

私を含む日本人がこの意見を耳にすれば、やはり違和感を覚えてしまいます。
「子供がやすみだからって、仕事を休むなんて無理!」
「無茶、理不尽、費用かかってもなんとかしないと!」
「実家に預けようか…」

そのような感覚から対応せねばなりません。

それが赤道を越えて、南半球の底にある小国では意識も考え、価値観にも違いがおきます。
けっこう、普通に仕事を休む。
勤務時間を調整する。

もうひとつ、やはり日本人としてはまだまだスッキリしないかもしれないこと。
お休みするのは、お父さんであることも多い。
この表現はよろしくないですね。
お父さんがお休みをして子供の世話をすることは、まったく普通のこと。

公園や散歩道にはお父さん方もいっぱいです。
5歳以上ともいわず、日中に乳母車を押すお父さんの姿が気になるのは、私が日本人だからです。

先日お話をした「女男格差」も同じです。
ニュージーランドが進んでいるわけではきっとありません。

文化と価値観、意識の違いです。
けっして日本が世界に遅れているという意見には、さっぱり賛成しかねる私。

価値観、幸福感はさまざま。
色々あってよい。

日本だから、アメリカ、中国、ニュージーランドだから…
国別に表現することが時代遅れであるように思ってしまいます。

人それぞれ
日本人にも私のような基本線から脱落?
日本社会とはだいぶずれた人も存在する(笑)

秋の街を歩いていると、ついそんなことを考えてしまいます。
それも良いのか、悪いのか?

まぁ 秋空と海を眺めながら、まだ生きている。
それでよしとしましょうね(笑)

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