第25話 ニュージー専門留学 実習に行く!その4

Yoshiの 留学 体験記 〈 完 〉

第24話にて、実習先の柔道クラブでの模様をお届けいたしました。

特にジュニアのコーチとして教えた後のシニアクラスにおいて、対抗心むき出しの柔道選手を相手の練習での怪我。

特に2度の肋骨骨折は、思いがけない痛みを伴いました。
それでもなんとか実習に必要な2ヶ月を終えて、実習先監督管、わたしの場合は、クラブのコーチからの評価もいただき、レポートとともに学校に提出。

無事に大切な単位も取ることができたのです。
はい、これでおしまい!

とはいかず、実習期間を過ぎても柔道クラブ通いは続き、3ヶ月、4ヶ月、そして結局6ヶ月まで通うはめになります。

最後はどうしても離れなければならなくなり(そのお話は追々)、柔道クラブのコーチにも伝えます。

そうすると、コーチから「Yoshiの壮行試合」をやろう!
ってことで、クラブ全員参加者の柔道大会。

今思えばこれがわたしの柔道引退試合でもありました(笑)

次々とジュニアたちの試合が続き、わたしの出番は最後。
相手は日本で言えば中学3年。
体格もすでに180センチを超える、ニュージーランドのジュニアでもトップクラスの強敵。

日頃の練習では、わたしのことを舐めており、「へっ Yoshiなんか!」
という感じで、少し鼻高々。
練習も適当にこなすきらいがありました。

すでにコーチからは、「思いっきり行け!」 とゴーサイン。

ここで負ける訳にもいかず、珍しく緊張気味に気合い入りまくり。
結果は、2度相手の生意気坊主を畳に投げつけ、技あり2つの合わせ技一本で勝利。
試合後、よほど悔しかったのでしょう。
坊主君は大泣き…

後に彼はニュージーランドのジュニアチャンピオンになったとさ。
めでたし、めでたし!

それから10年もすれば、ジュニアのガキンチョたちも、立派な大人。
ホームセンターを歩いていると、見知らぬヒゲをはやした若者。

「Yoshi、覚えているか?」

なんて教え子が声をかけてくることも。
自分も歳とったのね…
と感じたり、嬉しく実習を思い出したりするのです。

知らず、ニュージーランドでも、自分の歴史が作られていってます…

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント