日本を離れてニュージーランドへ帰国する当日の朝。
東京、大井町駅そばの安宿で目覚め、チェックアウト時間までお部屋でゆっくり。
JR京浜東北線で大井町から有楽町へ移動します。
なぜに有楽町なん?
まだ成田空港へ向かうには早すぎる…
なんせ成田空港出発時間は午後6時、空港でのチェックインが始まるのも午後3時。
午前中に向かうは、有楽町すぐのコメダ珈琲です。
はい、もちろんのことモーニングが目的!(笑)
アイスコーヒーに合わせて選べる無料モーニングは、ローブパン&コメダ特製おぐらあん。
これが昔からお好きで美味しいんですね!
日本滞在最後の朝食でございます。
日本とNZを行ったり来たりするようになって、早17年。
でも日本での日常使いするお店なんていっつも同じ。
ダイソー、無印良品、ローソン、ライフ、コメリ、吉野家、コメダ珈琲…
まぁ、貧民なんでこんなもんだな(笑)
最後の朝食も心置きなく完食です。
お天気のよい最終日。
有楽町から国際フォーラムの中を歩きます。
これまた、いっつも同じ道、ニュージーランドへの帰り道。
都会の緑を気持ちよく。
右手に東京駅が見えてくると、左には「KITTE丸の内」
もう日本での消費生活に疲れ果てているはずなのに、ついつい足が向いてしまうのがここ。
KITTEのお店はどこも個性的で楽しいんだ…
観るだけ~!
のはずだったのに、いらん物を見つけてしまった…
スノーピーク、マグカップ「雪峰(せっぽう)」
湯呑のようなチタン製マグカップ
H300が目の前に!
私は長くH450 、つまりH300より大きなマグを愛用しています。
NZでのキャンプ中でもコーヒーはこのマグで楽しむのが常。
難加工のチタンながら見事な曲線美。
そして熱伝導が低いチタン製のため、保温にも優れて熱いコーヒーでも手の中に入れて飲めるんですね。
訳あって、特殊鋼にとっても詳しい私です(笑)
ずっとH450 よりひとまわり小さなH300が欲しかったんです。
でもね~ マグカップひとつが、4,700円って…
いや、でも今回の日本滞在も頑張った!
大きな4つのミッションもしっかりクリアしたやん!
つまりは色々な理由(言い訳?)を作り上げて、買ってしまったわ。
これも末永く愛用していこうぞ。
少し時を先に…
成田空港の免税店で時間を潰していると…
まったく同じマグH300が売ってる!!?
えっ、免税価格で4,300円!?
うゎ、やってもうたやん…
なんかとっても大きな敗北感(泣)
セコイですか?
時をまた戻そう…
成田空港での悲劇?が待っていることも知らず、KITTEを後にして東京駅到着。
そしてこれまた帰国前儀式。
東京駅大丸地下で、崎陽軒シウマイ弁当を購入です。
これで思い残すこともない。
東京駅前から空港バスで成田空港へ。
昔と比べて東関道の渋滞も緩和されたのでしょうか…
この日も1時間と少しで成田空港到着です。
時刻はまだ午後1時半…
チェックインが始まるまで1時間半もあるのですが、やらねばならないお仕事があるんです。
私より一足早く到着していた、2つのスーツケースを宅急便やさんで受け取ります。
そしてもう一度、すべての荷物をパッキングし直します。
これをしなければチェックインできません。
NZ航空は1つの荷物が23キロ以内で厳守!
この作業に費やすこと1時間。
結局、3キロほどの荷物を捨てなければなりませんでした…
いつでも購入できるもの、重たい紙媒体…
大仕事を終えて、やっと遅めのランチ。
大丸で買ってきた大切なシウマイ弁当を飛行機眺めながら楽しみます。
もう説明などいらない安定の美味しさ。
それにしてもなぜにアンズがシウマイ弁当に?
本当に異色、でも存在感絶大!
アンズは最後に喫食!!
またしばらく食べられない悲しさも少し…
チェックイン、出国検査も無事に終えて。
先にお話したマグカップ事件もありつつ、免税薬局で目薬、ムヒ、バッファリンを補給。
そう日本の目薬やかゆみ止めは世界一、海外生活でも必需品なんです。
そんなこんなで搭乗時間。
どんな気持ち?
あ~イヤだぁ…
何が嫌って、10時間のロングフライトが待ってはる…
何十回と搭乗しているはずなのに、変わりなく長いんです。
NZはけっして日本から近くにはなりません。
仕方がないのですが…
搭乗の様子は、あ~つらい、熟睡なんて無理… 機内食には期待しない…
なんとかフライトダメージも大きくなく、NZのオークランド空港到着。
税関検査もクリアして、NZ入国です。
入国したら、いつも同じ!
カプチーノ with シナモンを購入です。
日本にいて何がつらい、ってこれが飲めないこと。
ホッとしつつ、NZ帰国を実感するんです。
まだ先は長く、オークランド空港から国内線に乗り換えネイピア空港へ。
自宅に帰れば、もうすぐ11歳になる愛犬、柴犬せんさんが元気。
最初の5分だったけど、満面の笑みでお出迎えです。
でもすぐに、「おい、散歩連れてけワン!」って変わらないせんさん。
こうしてニュージーランドの日常が再び始まるのです。
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