夢と転居の途中に、車中泊生活

その日の日記

お引っ越しです。
私の人生では、なにも珍しくもなく、いつものこと(笑)
なんですが、今までの本拠地であったネイピアから遠く離れるわけでもありません。
同じ地域内、ホークスベイ地方内での移動です。
弊社業務も今までと変わりなく続いていきます。

関西で例えるなら、大阪から滋賀県の田舎へ。
関東でいうと、東京から茨城の田舎へ。

もちろんネイピアが大阪や東京のような大都会ではありません。
つまり、都会から通勤圏内の田舎への転居が今回なんです。

まぁ田舎の度合いが日本とは桁違いではありますが(笑)

転居というのは、今までの居住地から新たな居住地への移動。
さて今はこの移動中、新たな居住地に住まうことができるのは…
早くて3か月後、もしかしたらそれ以上…
別に豪邸を建築するわけでもありません。
でも夢ある、ワクワクさせてくれる新たな住処になるはずだから。

そんな新たな居宅に住むことができるまでのタイムラグがとっても長い。
こうなったことには、諸事情や理由があります。
でもすべてが自業自得、仕方がないんです。
この詳細をお話する時は、必ずやって来るのでしょうね(笑)
それはまたの機会に。

というこって、現在私は「家なき子」!?
いやいや、賃貸住宅を使ったらいいやん!

なんだけど、私のすぐそばには、柴犬せんさんがいてはる。
NZでは、ペットOKの賃貸住宅などほぼほぼ皆無に等しいんです。
(異世界のオークランド事情は別かもしれませんが…)

結果として、私はいまホリデーパークにて車中泊をしております。
日本式によく言えば…

ワーケーション
テレワーク
リモートワーク

カッコ良いでないですか~(笑)

例えば5月1日には、車内でPCワーク、月末月初の経理処理をしていたりします。
これからはツアーサイトのリニューアル作業をしていこうか、どうしようか…

ネイピアやお隣のヘイスティングスにも犬OKのホリデーパークは存在します。
ですが、私はネイピアからドライブで1時間ほど離れた地のホリデーパークを選択しました。

理由は何よりも、いままで何度となく利用して勝手知った地だから。
受付のじじいも顔見知り。

相変わらずボケてるのか、ようわからんおっちゃんですが、まぁ親切で優しいヤツです。

「Yoshi!What’s your name?」

ってこやつ何言ってんだ?
そんなアホな会話をしております。

そして5分も歩けば、そこは長く砂浜が続くトロピカルなビーチ。
初冬のビーチは人も少なく、柴犬せんも大喜びの現在です。

なんなら、波打ち際を馬が滑走していたりするんです、本当に。
頭ん中では、あのテーマソングが流れだす。
そう、暴れん坊将軍を思い起こす風景が目の前にあったり。
もちろん、ちょんまげのマエケンではない。
乗馬用ヘルメットとズボン&ブーツできめたお姉さんですが。

良いことばかりではなく、車中泊独特の大変な現実もあります。
ベッドほどに快適でもない就寝用クッション。
お布団とは違う寝袋はいつもせせこましい。
荷物の搬出中に痛めた右の仙腸関節と頸椎がツライ…
(自分で治せ!って? なかなか難しいわけさ)

繁忙期と違い共同シャワー&トイレも男女共用です。
洗面所で髭を剃っていると、後ろのシャワールームからガウン姿に髪をタオルで巻いたおばちゃんが出てきて、一瞬ビックリする。

人口200人ほどのこの村、銀行や郵便局どころか現在お店が1軒もない!
驚くことに、この写真の中にではまったく消費行動をすることができないんですね。
峠を3つ、4つ越えて30分ほどドライブをしないと、日用品や食材を購入することが不可能なんです。
1日でお金を使う機会は、5分のシャワーに必要な1ドルのみだったりする(笑)
お散歩には財布も免許証も携帯する必要がありません。
節約にはもってこいとも言えます。

こんな生活をしていたら、もちろんストレスがないわけがありません。でも1ヶ月で8回の完封負けをするドラゴンズを応援する方が、ストレスでやられそうだったりするから、きっと大丈夫みたいです…

そうそう、天候が良くて条件がそろえば、ビーチからなんとオーロラが観られるみたい!!
なにもカナダのバンフまで行かずとも夢の一つが叶うかも。

でもこの先1週間の天気予報は、ずっと「曇り時々雨」

新居に移動できる時と同じく、長い目で待ってみましょう。
夢のようなお話でございます。
せんはもう夢の中ね…

あっ、自分、おめでとう!
車中泊生活中に、年齢をひとつ重ねてしまいました。
昨年は日本にいたはず。
我ながら、落ち着きない人生だわ(笑)

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