前回、前々回のお話。
さぁ、最重要科目の観光地理・自作資料は出来上がった。
でも、これだけで6カ月も要してしまいました。
時は2019年1月、国家試験日の9月まであと8カ月ほど。
これからの受験勉強は、インプット(記憶、暗記)作業の割合も増えてきます。
観光地理以外の科目、法律関係やJR&バス運賃計算などのために1冊の参考書を日本で購入済。
この参考書を信じ切る、まず4色の蛍光ペン(赤、青、黄、緑)で参考書内をとことん色分けをして線引き。
もちろんこの4色には、重要度やそれぞれが有する意味合いがあります。
それは高校時代から、専門学校3校、柔整の国家試験勉強においてもずっと同じ。
色分けの意味を理解しているのは自分だけ(笑)
1冊を通して色分けが終わったら、ここからは訓練を開始します。
その訓練法は、観光地理とそれ以外で大きく分けます。
まず観光地理についての訓練について。
それ以外の科目のお話は、次回にしましょう。
では、実際に観光地理の訓練法は?
まず作成した記号でいっぱいの地図を目の前に、それぞれの名称を記憶。
ここでは地図とにらめっこ!
じっくり目に焼き付けるように!
地区ごとに分割して、地図と解答となる表を並べてひたすらに訓練。
ある程度、それができるようになってからが勝負です。
本番の国家試験ではもちろん地図など見ることもできない。
「この山は何ですか?」
そんな単純な問題は出題されません。
山や川、湖、温泉、特産品などが出題され、時にはこのうちひとつだけ異なる地域のものはどれか…
実際の観光プランが並び、このうち不可能なプランはどれか…
テスト内の写真を観て、それに関連する観光地…
その対策として…
目の前から地図や解答を消します。
そして目をつぶり(実際につぶらなくてもよいのですが)、実際の地形と地図を思い浮かべる…
たとえば、北海道の阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖などが集まる観光地区を訓練。
ただただ地形図や写真や実際に観た光景などを思い浮かべます…
南から、オントネー湖、東に雌阿寒岳、その北に雄阿寒岳。
その北の湖は、パンケトー湖とペンケトー湖。
その南にあるのが、マリモで有名な阿寒湖。
そこに沸いているのは、阿寒湖畔温泉で…
ここから少し北東に少し離れると屈斜路湖。
その東に行けば透明度は世界有数、実際に行った時も霧だった摩周湖…
屈斜路湖と摩周湖の間にある活火山は、硫黄山(アトサンヌプリ)!
書いていたら、記憶が少しもどってきました~(笑)
わからなければ地図で確認。
そして地図を観ずに脳内に立体的、そして視覚化して思い浮かべる。
暇さえあれば繰り返す、シャワーを浴びながらでもできます。
これを北海道から初めて南下してゆく。
本島に入れば県別に訓練をして、そして県境にある山岳地帯などで隣県と繋げていきます。
きっと外から見れば、それはただ目をつぶり寝ているかのよう(笑)
ですが、実際は脳内は全開で地形とそれぞれの特徴を立体的に記憶。
そう、これができるようになれば、国家試験中、脳内で地球上空からグーグルマップのようにズームアップ。
岐阜県北部には、正解となる下呂温泉や、少し北上した飛騨高山で高山祭を楽しみながら、名産品のみたらし団子を食べる観光客。
もっと北上すると世界遺産の白川郷が見えてくるはずです!!
京都市内の神社仏閣を地図上で覚えるなんて本当に過酷。
ただ実際に訪れたことがある場所があるだけ、視覚化できるので助かるのです。
やはり行ったことがない観光地はつらい。
この時には、まだ東北をゆっくり旅行したことが仙台以外なかったので厳しかった…
結局、テスト受験まで東北地方は、観光地理の苦手領域として残ります。
そんなこともあったので、今春、コロナ前に東北1週間周遊旅行をしたわけです!
もう誰もこのブログを読んでいないのかもしれない?(笑)
こうして仕事の合間を縫い、ひたすらに脳内訓練を。
けっこうに脳疲労を起こす国家試験勉強です。
でも文字だけで暗記するより、100倍頭には記憶として残るのです。
それにもうひとつの利点。
つらい試験勉強でありながら、けっこうに楽しいバーチャル旅行ができるのでした(笑)
これが観光地理のお勉強と訓練です。
地図好き、地理好き、そして旅好き、なぜか方向感覚には秀でた人間のおバカな国家試験対策。
「危険ですから、絶対にマネをしないでください 笑」
次回は、それ以外の科目の地味~なお話となります。
誰かついてきてる?
シ~ン…… 静寂……
本当に自己満足ブログ(笑)
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