先日、少し古いドキュメンタリーを観て色々考えてしまいました。
東北の偏差値的に高くはない将棋部。
開成や灘などの偏差値的に高い高校だけでなく、有名大学をも倒していく。
最後の場面では、5人の団体戦、相手は京都大学。
対戦前に、京都大学の学生から、
「よし、しばき甲斐があるな~」
と笑みをむ浮かべながら、余裕をこいておりました。
結果は高校生が京都大生相手に、5戦全勝。
なんとも痛快なるノンフィクション。
好きで日々良いドキュメント探しをします。
今回も観終わった後に、色々考えてしまう。
日本社会はとかく様々なものにランク付けをする。
そんな社会の中で、私も幼少期から生きてきました。
中学入試、高校入試と偏差値社会にどっぷり漬かりながらの学生生活。
大学入試時は、グレていたので偏差値やランクなどあまり気にもしなかったのですが(笑)
そんな日本で育ったからこそ、このドキュメンタリーに感動もします。
ですが、もしこのドキュメントに英語字幕を付けて観せてみたら…
きっと私ほどには響かないことでしょう。
しっかり社会経験をしてから、ニュージーランドに合法的移住をした私です。
ニュージーランドは本当に競争意識やランク付けが少ない国です。
出世という意識がないので、「半沢直樹」はまったく理解されないドラマかもしれません。
ニュージーランドには「オールブラックス」だってあるじゃないか!
確かに。
ですが、kiwiはオールブラックスのランクなど気にしない。
まさしく世界トップにいるか、そうでないか。
これだけ、特にワールドカップでの優勝を常に義務付けられる。
もうひとつ、ワラビーズ(オーストラリア)には、いつも勝ってね!
このような位置づけでしょうか。
日本とニュージーランド
けっこうに両極端な社会経験をしてみると…
どっちもどっちだなぁ…
良い面もあれば、悪いこともあるし…
kiwiももう少し競争意識を育んでもいいのに。。
自分磨きをしてワンランク上の自分を手に入れる努力をしてもよくない?
ドキュメンタリーの高校生のように、何か自分が没頭できるものを見つけて下さいな。
日本は若いうちから知らずにランク付けを他人からされて可哀そう。
なんなら自分のことを2軍や3軍とランク付けまでしてしまうなんて…
ニュージーランドで生きることがよかったのかどうかは私にもわかりません。
でも、世界には多様な価値観と文化、社会があること…
身を持ってそのようなことを経験し、感じることができました。
それはとても幸せなことだったな、と素直に思うこの頃です。
ドラマ「ドラゴン桜2」
完結したら必ずまとめて楽しむ日本人でした。
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