お題をひとつ #16「12月と クリスマス」

お題をひとつ

また来たな 12月め!
ニュージーランドで生きるようになってから、12月があまり好きではない。

12月となれば、気分はすでにクリスマスのニュージーランド。。
ニュージーランド在住ももうすぐ15年ともなります。
でもまだまだどっぷり日本人気質の自分。

日本人としてのクリスマスは…
寒さも厳しく、時に雪も舞う季節。
寒さをしのぎながら、訪れるクリスマス。

それが南半球ともなれば、暖かい夏。
時に日差しも強烈、日焼けも避けようがない。

やはり季節の違いもひとつの理由でしょうか。
ニュージーランドの12月は落ち着きなく活発。
雰囲気がせわしなくなるんです。

ニュージーランドの民族分布には大きな特色があります。
先祖をイギリスを中心とするヨーロッパに持つ、「パキハ」。
先住民の血を受け継ぐ「マオリ」。

ここにプラスされた移民。
アイランダーと呼ばれる、サモアやトンガ、フェジ―出身者。
欧米諸国出身者。
アジア出身者。
日本人は、極々少数民族。

そんな民族の中でも特に「パキハ」にとっては、クリスマスは特別。
まさしく1年は12月25日を中心に時が流れます。
とにかくクリスマスを楽しみに生きている。

煤払い、門松、しめ飾り、鏡餅、おせち料理。
日本ならお正月の準備を進める12月。

パキハはクリスマスの準備で大わらわとなる12月です。
大量のクリスマスプレゼントのために、一気に消費欲求が爆発するんです(笑)

そのため、12月ともなれば仕事に対する稼働時間、生産性、質も落ちる。
それに対する理由が、「12月だから、クリスマスが近いから仕方がない、当然よ!」(笑)

「クリスマス」が言い訳として色々許されてしまう社会です。
11月の段階から、
「クリスマスが近づく前に、手続きは済ませてね!」
「12月前には予約は完了をしておいてね!」
「12月は忙しいから、締切や納期は考慮してよ」

そんな宣伝文句を読むと、あ~年末近いわー(笑)

ということで、12月初旬から中旬、そしてクリスマスへと向かうほどに、社会は「無礼講」的雰囲気。
落ち着きなく、喧しくなってくるんです。。
パーティーは増えるし、ティーンエージャーの度を過ぎたバカ騒ぎも。
毎年ニュースにはなりますが、一向に改善はされません。。

やはり日本人として、そして性格的にあまり好ましくない。
「12月だから仕方がないわな…」
「クリスマス前だから当たり前の状況…」

そんな気持ちで我慢をしながら過ごすのですが、適応能力だけが優れている自分も。。
あ~ イヤな季節だわ…(泣)

過去15年、クリスマスから年末年始を日本で過ごしたことがありません。
例年ならツアー業務でお仕事をすることが多い、年末年始。
ですが、今年はツアー業務もありません。

できるかぎり、クリスマス前から社会の喧騒を離れる努力をしましょう。
今年もすでに「逃げるが勝ち!」的、逃亡計画をしております(笑)

オークランド地区を避けるだけで、ほぼコロナの心配をせず旅ができます。
日本を含めた他国に比較しても、恵まれているニュージーランドです。

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