まず写真をご覧ください。
まさしく、これです!これが普通!
道端に車を止めて「For Sale!」そして携帯電話番号。
ある時には、それに値段が書いてあります。
その後ろに「ono」とあったら、「or near offer」つまり、値段交渉いいよ!ということです。
ニュージーランドでは、新車を購入した知人、ん~この13年で1人も知らないです。
そんなお金持ちの知人がいないだけかもしれませんが(笑)
ディーラーがあるということは、新車を購入する人もいるのでしょうが、まずまずないと言っていいほど。
ニュージーランドでは自動車製造をしていないので、すべて外車と言えます!?
ついでに「車」は英語でCarより、Vehicleがよくよく使われます。
ガソリンは、Gasolineはほとんど使われない。petrol です。
ここアメリカとは関係薄いイギリス連邦ですから。
ニュージーランドで走る車で一番多いのは日本車、7割ほどでしょうか。
後はオーストラリア、ドイツ、韓国、アメリカ、最近増えてきたのが中国車。
日本車の中でももっとも高いのがやはりトヨタ車。
そして日産とホンダ、その下に三菱(なぜかkiwiはこれを発音できないようで、ミチュ~と呼んでます。)
ちなみに日本でいう軽車両(軽!)、ニュージーランドではほとんど見ることありません。
たま~に見ると、お、軽だ!(ナンバープレートが黄色とかないし)と見ちゃうほど。
少し話を戻して、購入方法。(今回は日本から直接仕入れる方法は除きました。日本人だけではなく、kiwiの実生活でのお話中心)
1、写真のように道端に車を置いてある車を見つけて、そして交渉。
2、中古車ディーラーで購入。
3、正規ディーラーで中古車を購入。
もちろん1の方法が一番お得に購入可能、3が一番お高い。
ですが… そうです。もちろん1の方法でも購入前に試走はするのですが、もしかしたら購入して10分後に故障する可能性もある。
それでも買ってしまったらもう文句は言えません。
2や3なら、まだ保証期間もあるので少し安心。2ならまあまあのメンテナンスをして売ってます。
ディーラーなら当然しっかりメンテナンスしてあることを希望できる、かも。(でもkiwiのすることなので…)
短期滞在の方のサポートをする時は、2の方法、つまり中古車ディーラーで安くても$5,000以上の日本車をお勧めします。
もう一つ、これ大事。珍しい車は購入しないこと。日本車でも、日本から遠く離れた南半球の小国、簡単に部品も輸送できません。
ですから、できるだけニュージーランドでも多く走っていて人気があり、ありふれた車がいいです。
はい、替えの部品も入手しやすい!自分は人とは違う目立つ車を!なんて慣れないうちは避けてくださいね。
日本では当たり前に走るハイブリッド。
燃費いいいから!って、考え物。ずっと燃費がいいわけではなく、携帯電話と同じく段々と落ちていく。
日本で使い古された電池、その交換もこの国では簡単じゃなくお安くもない。
日本では考えられないことですが、まず走行距離が10万キロ以下なら新車同然!お値段も高い。
そして車検も10万キロ以下は年に一度。それ以上は半年に1度。
でも日本の車検のようにとんでもなく費用がかかることもないです。何も修理の必要がなければ3000円ほどで済むことも。
きっとニュージーランドだけではないと思います。
日本でエンジンをある程度ならしてもらってから、世界へ旅立つ。
新車で普通に車を購入する国の方がわずかかと。
世界の多くは、車は消耗品と考えるべし!です。
日本より明らかに洗車回数も少ない。
道の舗装技術も日本より劣っているので、タイヤの減りも早い。パンクも日常ちゃめしごと!
飛び石も多く、フロントガラスにヒビが入るのは冗談抜きに年に1度の割合です。
フロントガラス交換で30,000円以上なので、必ず車両保険内容には入れます!
レンタカー借りる時にも必ず忘れずに入れて下さい!
何よりも10万キロ過ぎるとメンテナンスが何かと必要に、故障も増える。
部品交換もすることになります。
日本でだけ生きていてはすることもない、車関係の経験いっぱいしてきました。
当然、経験も増えれば知識もついてくる。
それなりのリスクマネージメントもできるようになります。
そうしてタイヤ交換も、はぃはぃ、またね!とチャチャッとこなすようにもなります。
ごく当たり前のことですが、ツアーガイド&ドライバーとして、安全のためには、それなりの知識も経験も必要なんです。
おそろしく、書下ろし!というより、まとまりのない文章をお許し下さい。
おまけ
オークランドなどの大都市で珍しいカウンタックなどの超高級車などが駐車してあると、「For Sale $2,000!」などと書かれた紙がいたずらでフロントガラスに挟まれたりします。
1ドル80で計算あれ(笑)
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